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バックス ホリデー
2020 11 19

バックスが超本気、ホリデーとボグダノビッチをトレードで獲得

ドリュー・ホリデー, バックス 0

ミルウォーキー・バックスが、ヤニス・アデトクンボ残留に向けて全力投球した。

NBAでは現地16日、バックスがニューオリンズ・ペリカンズとサクラメント・キングスの2チームとのトレードにそれぞれ合意。ドリュー・ホリデーとボグダン・ボグダノビッチの2選手をロスターに加えた。

ホリデー

まずバックスは、ホリデー獲得のために、エリック・ブレッドソーとジョージ・ヒルの2選手、ドラフト1巡目指名権3つ、ドラフトスワップ権2つを放出。

ドラフト指名権の詳細は以下の通り:

  • 2020年一巡目(24位指名)
  • 2025年一巡目(保護なし)
  • 2027年一巡目(保護なし)
  • 2024年、2026年スワップ権

まさに全力投球。このトレードだけを個別に見ると、バックスがカモられた感さえある。特に保護なしの1巡目指名権2つとスワップ権2つがヤバい。まるでリーグTop10クラスのスーパースター獲得のためにオファーするような内容のパッケージだ。

ホリデーはどんな形のラインアップにもフィットできる超優秀なオールラウンダーだが、果たしてこれだけのアセットを手放すだけの価値があるのか?

ただ今のバックスは、多少ぼったくられたとしても、そうせざるを得ない状況にいる。MVPのヤニス・アデトクンボを何としてもチームに引き留めるためだ。

今オフのアデトクンボは、5年/2億2800万ドルでバックスとスーパーマックスの延長契約を結ぶ権利を持っている。延長契約成立のデッドラインは、来季開幕前日の12月21日。

もしアデトクンボがスーパーマックスを辞退すれば、来年オフに無制限のFAとなり、何の見返りもなしに他チームに移籍してしまう可能性がある。バックスとしては、どれだけのアセットを犠牲にしても絶対に避けたいシナリオだ。

ボグダノビッチ

続いてバックスは、ダンテ・ディヴィンチェンゾとエルサン・イリヤソバ、DJ・ウィルソンの3選手を放出して、サイン&トレードでキングスからボグダン・ボグダノビッチを獲得。ホリデーのトレードとは真逆で、「たったそれだけ?」というのが第一印象だ。

昨季のボグダノビッチは、61試合の出場で15.1得点、3.4アシスト、3.4リバウンドを平均。ディフェンスがやや弱いものの、オフェンス面ではオンボールでのピック&ロールやプルアップスリーなど何度もこなせる万能型のコンボガード。

このトレードの要点は、キングスがボグダノビッチの放出でダンテ・ディヴィンチェンゾを獲得したこと。ディヴィンチェンゾは攻守で活躍できる有能な若手ロールプレイヤーだが、キングス的にはもうちょっと見返りを求めても良かったような気がする。

ただボグダノビッチは、今オフに制限付きFAになる予定だった。キングスとしては、他のチームからの高額オファーシートでボグダノビッチをタダで失うくらいなら、今の内に少しでもアセットに変えておくべきだと判断したのかもしれない。

※   ※   ※

バックスが5年後の将来を切り捨ててまでホリデーを獲得したのは、すべてアデトクンボのため。バックスの最優先事項はアデトクンボとの契約延長だ。

シーズン開幕までに、アデトクンボがどんな決断を下すのかに注目したい。

またバックスは、ホリデー、ボグダノビッチ、クリス・ミドルトン、アデトクンボ、ブルック・ロペスという超強力なラインアップを展開できるようになった一方で、ベンチ層の厚さを失った。主力だけでサラリーキャップが限界なので、残りのロスタースポット(7~8選手)をミニマム契約で埋める必要がある。

参考記事:「NBA」

フェニックス・サンズ、OKCからクリス・ポール獲得 リッキー・ルビオ、トレードで古巣ミネソタに復帰

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