フィリピンのファンがD.ハワードにブーイング、「コービー」コールも巻き起こる
マジックに在籍していた頃は「NBAで最も愛されている選手」のひとりだったドワイト・ハワード。だがここ1,2年のチーム移籍を巡る数々のドラマのおかげで、「ハワード=ヒール」というイメージが国際的に定着してきたかもしれない。
その証拠に、10日にフィリピンのマニラで行われたロケッツ対ペイサーズのプレシーズンゲームでは、ハワードに対してブーイングや「コービー」コールが巻き起こったという。フィリピンのスポーツメディア「InterAKTV 」が報じている。
フィリピンでNBAのプレシーズン試合が行われたのは、今回が初だ。以下は「InterAKTV 」の記事から一部抜粋(妙訳):
木曜日のロケッツ対ペイサーズの試合で、ハワードは「Mall of Asia Arena」の観客からブーイングを受ける立場となった。また、「コービー!コービー!」という合唱もまばらにあった。
ただ、ゲーム中ずっとブーイング一色だったというわけではなさそうだ。再び「InterAKTV 」の記事から抜粋:
第3Qにハワードがフリースローを成功させると、観客は大きな声援を挙げた
また、ハイライト映像を見たところ、ハワードが得点を決めた場面でも歓声が沸き起こっている:
▼ハワードのハイライト in マニラ
ブーイングの影響も多少はあったのか。この日のハワードは、プレイ時間24分で9得点、3リバウンド、4ターンオーバーと精彩を欠いた。反対に、もう一人の大黒柱ジェームス・ハーデンは、24得点、5リバウンド、4スティールをマーク。試合は116対96で、ロケッツがペイサーズに圧勝した。
フィリピンには、ハワード移籍に根を持つレイカーズファンが多いのだろうか?中国でコービーが神のように扱われているのは知っているが、フィリピンでもそうなんだろうか?
▼コービーに会えた嬉しさのあまり涙を流す中国のファン
ソース:「InterAKTV」