カイリー・アービング、ひざの手術で今季プレイオフを全休
ボストン・セルティックスは現地5日、戦線離脱中のカイリー・アービングが左ひざの手術を受けることを正式に発表。回復までに4~5カ月必要と見られており、プレイオフを含む今季残りを欠場することが決まった。
チームによると、今回の手術はアービングの左ひざのボルトを除去するためのもの。元々は2015年のファイナルで膝蓋骨を骨折した際に埋め込んだものだが、検査の結果、ボルト周辺に細菌感染症が確認されたという。ひざの構造自体は何も問題ないそうだ。手術は現地7日に予定されている。
▼2015年ファイナルでの負傷
オフシーズンにキャブスを離れ、ボストンで新たなスタートを切ったアービングは、今季60試合の出場で24.4得点、5.1アシストをマーク。開幕戦でゴードン・ヘイワードを失い、不安だらけでシーズンを迎えたセルティックスだったが、ブラッド・スティーブンスHCの采配の元、見事なチームディフェンスで周囲の予想をはるかに上回る大健闘を見せ、イースト2位の好成績を収めた。アービングとヘイワードの他にも、マーカス・スマートとダニエル・タイスの残りレギュラーシーズン全休がすでに決まっている(スマートはプレイオフで復帰できる可能性あり)。
▼アービング2017-18
もし怪我さえなければ、今季のセルティックスはどれほど素晴らしいチームになっていただろう?それを考えると残念で仕方ないが、アービングやヘイワードが完全復活する来季チームに期待したい。ジェイソン・テイタムやジェイレン・ブラウン、テリー・ロジアーら若手選手たちも、今年のプレイオフで貴重な経験を得られるはずだ。
参考記事:「NBA」