ジェイムス・ハーデンが「生涯ロケッツ」を約束
近年のNBAでは、フランチャイズスターたちの移籍が続いている。
2016年オフシーズンのケビン・デュラントをはじめ、今年はデマーカス・カズンズ、ジミー・バトラーがそれぞれのチームからトレード放出。さらにゴードン・ヘイワードがFAでセルティックスと契約し、ポール・ジョージとカイリー・アービングもトレードを要求して自らの意志で長年在籍したチームを離れることとなった。
そんな中、ロケッツのエースとなってから来季で6年目となるジェイムス・ハーデンは、このままヒューストンでキャリアを終える決意を今のところ固めている様子。Twitterでファンから「絶対にヒューストンを離れないでくれ」と懇願された際に、「約束するよ」と生涯ロケッツを宣言した。
「約束する。どこにも行かない #生涯ロケッツ」
フランチャイズスターであれば、誰もが一度は「ずっとこのチームでやっていく」と口にするものだが、チームの低迷やチャンピオンシップ優先などを理由に心変わりするケースは多々ある。ただ今夏にチームと契約を4年延長したハーデンの場合は、契約が2022-23シーズン、34歳になるまで続くため、よほどのことがない限り、このままロケッツとして引退する可能性は高いかもしれない。
ハーデンは支援活動などでもホームのヒューストンに貢献しており、現地2日にはテキサス州に大きな被害をもたらした大型ハリケーン「ハービー」の被災地に100万ドルを寄付することを発表している。