カワイ・レナードがキャリアハイ45得点
2019年一発目の試合で、3選手が自己最多得点記録を更新だ。
NBAでは現地1月1日、スコシアバンク・アリーナでトロント・ラプターズとユタ・ジャズがニューイヤーゲームを対戦し、ホームチームのラプターズが122-116で勝利。先発PGのカイル・ラウリーが不在の中、カワイ・レナードがキャリアハイの45得点をマークしてチームを引っ張った。レナードにとって、キャリア2度目(プレイオフを含めると3度目)の40点ゲーム達成となる。
この日のレナードは、35分の出場で22本中16本のフィールドゴールに成功。スリーは1本も決まらなかったが、序盤に得意のミドルレンジプルアップを高確率で沈めると、中盤からはアグレッシブにリムを攻め続けてレイアップやフリースローから効率的に得点を積み重ねた。特に第3Qは無双状態に入り、7本中7本のFG成功からピリオド19得点をあげている。
なお『トロント・サン』紙のRyan Wolstat記者によると、レナードはキャリアハイ得点のパフォーマンスだったにもかかわらず、体を動かし足りないと感じたようで、試合後そのままウェイトトレーニングに向かったという。タフすぎるだろ…。
ラプターズはレナードの他にも、パスカル・シアカムが自己ベストの28得点、10リバウンドで勝利に大貢献した。
一方で敗れたジャズは、ジェイ・クロウダーが7本中5本のスリーを成功させてキャリアハイの30得点をマーク。チーム合計でわずか4ターンオーバーとミスを最小限に抑え、レナードの得点力に圧倒されながらも最後まで僅差で食い下がったが、逆転はならなかった。
▼クロウダーも自己ベスト更新
ラプターズは1月1日のニューイヤーゲームに強く、2014年から5試合全勝(2015年はオフだった)。去年の元旦には、当時のエースだったデマー・デローザンが球団史上最多記録となる52得点をあげた。
2日後の現地1月3日には、ラプターズとスパーズがサンアントニオで対戦する。レナードとデローザンの2人にとって、長年を過ごした古巣チームとの初対戦だ。AT&Tセンターのスパーズファンは、どんな風にレナードを出迎えるだろう?
ボックススコア:「NBA」