カワイ・レナード 「チームとのすれ違いはない」
スパーズファンを不安に陥れた噂話について、ようやく本人の口から説明があった。
現地7日、負傷離脱中のカワイ・レナードがチーム練習の場でメディアの取材に応じ、ESPNが1月末に伝えた「リハビリをめぐってチームとの間に溝がある」という報道について言及。「チームとのすれ違いはない」と真っ向から噂を否定した。
「(リハビリに関しては)すべてチームと一緒にグループとして取り組んできた。チームとの衝突を感じたことなんてない。ポップ(ポポビッチHC)とは毎日話している。彼とフロントオフィスはリハビリの進捗状況について把握していたし、その間に僕がどんなリハビリに取り組んでいたのかも知っていた」
– カワイ・レナード
「スパーズとしてキャリアを終えたいか?」という質問に対しては、いつもの低いトーンで「ああ、もちろん」と簡潔に答えていた。
これで万事オーケーとしたいところだが、火の無い所に煙は立たないとも言う。レナードの代理人もESPNの報道を完全に否定していたが、最初に噂を報じたAdrian Wojnarowski氏は信頼のある記者だ。そもそも契約中のスター選手が、仮にチームとの多少なりの軋轢があったとしても、シーズン中にそれを肯定するような発言をすることは滅多にない。
「スパーズでキャリアを終えたい」というコメントに関しても同じで、ケビン・デュラントやポール・ジョージも一時は生涯サンダー/ペイサーズを豪語していた。来季中に5年/2億ドル超えのスーパーマックスで延長契約を結ぶまでは、100%安心はできなさそうだ。レナードは2019-20シーズンがプレイヤー・オプションなので、早ければ2019年の夏にFAとなる。
またレナードは、復帰時期について「もうすぐ」だとコメント。復帰の日程は決まっていないものの、すでに3on3でのワークアウトに取り組んでいるという。
参考記事:「ESPN」