カワイ・レナードがコービーとワークアウト
今夏にスパーズからラプターズへとトレード移籍したカワイ・レナードは、完全復活に向けて着々と準備を進めている様子。2018シーズンのトレーニングキャンプを約10日後に控えた今週末には、コービー・ブライアントを招待して練習に励んでいたらしく、ラプターズのコーチングスタッフがインスタグラムにシェアした1枚の写真が話題になった。
レジェンドとのワークアウトに大満足したのか、レナードはコービーの隣で珍しく満面の笑みを浮かべている。
2016年の2月、コービーはスパーズのグレッグ・ポポビッチHCから「レナードに助言してやってほしい」と頼まれたらしく、「もし僕が彼の成長を手助けできるなら、必ずそうする」と話していた。移籍してからようやくポポビッチHCの願いが叶ったのは少し皮肉だが、レナードにとって有意義な経験になったことだろう。
今夏のコービーはレナードの他にも、セルティックスのジェイソン・テイタムや2018年ドラフト3位指名のルカ・ドンチッチら若手選手を指導。テイタムはレジェンドとのワークアウトについて、フィジカルなスキルよりも、コービーのメンタリティを学べたことが最も大きな収穫だったと語った。コービーは現役を退いた今でも、リーグ発展のために尽力しており、その影響力は相変わらず絶大だ。
▼コービーとルカ
昨季のレナードは、右足大腿四頭筋腱の怪我により、シーズンの大部分を欠場。来季こそは怪我のないシーズンを送り、ラプターズをイーストの頂上へと牽引するようなMVPクラスの大活躍を見せてほしい。
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