TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
ラプターズ ウォリアーズ 第4戦
2019 6 9

トロント・ラプターズが初優勝に王手

ウォリアーズ, ラプターズ, 第4戦 0

球団設立から24年、ついに栄光まであと一歩のところまできた。

トロント・ラプターズは現地7日、オラクルアリーナで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズとのファイナル第4戦に105-92で快勝。敵地での2連勝でシリーズを3-1とし、球団史上初のリーグ制覇に王手をかけた。

クレイ・トンプソンとケボン・ルーニーが戦線復帰したファイナル第4戦は、ホームチームのウォリアーズが開始11分で11点リードを奪取して先手。対するラプターズは序盤のシューティングが絶不調だったものの、第1Q終盤からカワイ・レナードとサージ・イバカの奮闘で何とか食い下がり、4点差まで詰め寄って試合を折り返す。レナードとイバカを除く前半ラプターズのFG成功率が20%以下(27本中5本)だったことを考えると上出来だ。

後半に入るとラプターズのオフェンスが爆発し、本来ならウォリアーズのターンである第3Qを37-21で上回って完全に主導権を掌握する。

第3Q開始直後にレナードが2連続でスリーを決めてこの日初めてのリードを奪うと、ピリオド終盤には再びレナードとイバカがテイクオーバーして、第4Q開始までに12点差を獲得。そこからもラプターズは、レナードがベンチに下がった時間帯もイーブンで乗り切り最後までペースを支配した。

▼試合後はラプターズファンがオラクルアリーナを占拠

Scene at Oracle pic.twitter.com/V0W9gAqnC6

— Zach Lowe (@ZachLowe_NBA) June 8, 2019

ラプターズは、レナードがゲームハイの36得点、12リバウンド、4スティールで大活躍。レナードにとって今季プレイオフで14回目の30得点超えだ。

なお1ポストシーズンで15回以上の30点ゲームを記録したのは、NBAプレイオフ史上で1992年のマイケル・ジョーダン(16回)、1995年のアキーム・オラジュワン(16回)、2009年のコービー・ブライアン(15回)のみ。3選手ともその年にチームを優勝へと導いた。レナードが歴代屈指のレジェンドに並ぶほどのスコアラーに成長するなんて、デビュー当時は誰に予想できただろう?

▼ロードゲームの30点ゲームでも歴代2位

Kawhi Leonard has recorded his 8th 30-point game on the road this postseason, tied for 2nd-most in a single postseason in NBA history. Only Kobe Bryant had more with 9 in 2009. pic.twitter.com/0mPBpDDsVO

— ESPN Stats & Info (@ESPNStatsInfo) June 8, 2019

レナードの他には、イバカが20得点、パスカル・シアカムが19得点を獲得。カイル・ラウリーはFG12本中3本の10得点とスコアリングでは精彩を欠いていたが、特に試合終盤にはピック&ロールから見事なプレイメイクで勝利に大貢献している。

▼イバカ

https://twitter.com/NBA/status/1137373797558960128

第4戦でのラプターズは、まるで絶好調な時のウォリアーズのようなパフォーマンスだった。序盤にショットが決まらなくてもパニックに陥ることなく、好守備でダメージを最小限に抑え、後半をチームワークで圧倒。大きくリードしてからも守りモードに入るのではなく、最後までアグレッシブに攻め続けた。

正直なところ、4試合を終えた時点でラプターズがリーチをかけるなんて完全に予想外だ。同シリーズでは、合計16ピリオド中13ピリオドでラプターズがアウトスコアしている。もし第2戦第3ピリオドの18-0のランがなければ、ラプターズのスウィープで終わっていてもおかしくない。

シリーズの運び的に、サンアントニオ・スパーズが3連覇を狙うビッグスリーのマイアミ・ヒートを破って優勝した2014年ファイナルに似ている気がする。もしこのままラプターズがシリーズを制したら、カワイ・レナードは“ダイナスティ・キラー”として歴史に名を残すことだろう。

一方で崖っぷちに立たされたウォリアーズは、怪我をおして出場したクレイ・トンプソンが28得点で奮闘。ステフィン・カリーは27得点をマークしたものの、FG22本中9本成功とシューティングで精彩を欠き、守備面でもミスが目立った。

シリーズ第5戦は、現地10日にスコシアバンク・アリーナで行われる。

ボックススコア:「NBA」

カイリー・アービングがネッツへの移籍に関心? スパーズのマレーが弟に愛情のこもったサプライズ、卒業祝いで新車をプレゼント

Related Posts

2022-23開幕戦 ウォリアーズ

ブログ

NBA2022-23開幕、王者ウォリアーズが20年目突入のレブロン下し白星スタート

白鳳 ウォリアーズ

Video

【ハイライト】元横綱白鳳、ステフとクレイのスプラッシュブラザーズを一蹴

アンドレ・イグダーラ ウォリアーズ 2022

ブログ

アンドレ・イグダーラがウォリアーズとの再契約を発表、「これで最後」

ウォリアーズ パレード 2022

ブログ

ウォリアーズの2022優勝パレードハイライト:酔っ払いクレイ・トンプソンが躍動

特集

  • NBA史上最大の番狂わせ:「We Believe」ウォリアーズが1位シードのマブスを撃破

    NBA史上最大の番狂わせ:「We Believe」ウォリアーズが1位シードのマブスを撃破

    2020年5月6日
  • レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    2017年6月12日
  • ルカ・ドンチッチが自己最多46得点、ミドルレンジが強力な武器に

    ルカ・ドンチッチが自己最多46得点、ミドルレンジが強力な武器に

    2021年2月14日
  • ドレイモンド・グリーンの万能さが良くわかる守備ポゼッション

    ドレイモンド・グリーンの万能さが良くわかる守備ポゼッション

    2017年5月14日
  • マブスのリック・カーライルHC「ポストアップは時代遅れ」

    マブスのリック・カーライルHC「ポストアップは時代遅れ」

    2020年6月3日
  • ステフィン・カリーが通算スリー成功数でNBA新記録樹立

    ステフィン・カリーが通算スリー成功数でNBA新記録樹立

    2021年12月16日
  • 2019-20NBAアワード予想その2: DPOYとオールディフェンシブチーム

    2019-20NBAアワード予想その2: DPOYとオールディフェンシブチーム

    2020年7月5日
  • トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    2019年11月23日
  • ベスト・オブ・2016-17: キャブスのハイポストプレイ

    ベスト・オブ・2016-17: キャブスのハイポストプレイ

    2017年7月27日

NEW

  • レイカーズ セルティックス 誤審LA対BOSの名門対決は終盤の誤審で大荒れ、AD「馬鹿げている」
  • プレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク 2022-23 第14週レブロンとホリデーが2022-23第14週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞
  • ウィリー・グリーン ダンク【ハイライト】ペリカンズ監督のウィリー・グリーンHCが豪快なウィンドミルダンク披露
  • プレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク 第13週 2022-23ブランソンとサボニスが2022-2023第13週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞
  • レブロン・ジェームズ 48得点レブロンが今季自己ベスト48得点、38歳になってから3度目の40点ゲーム
  • シェングン トリプルダブル2年目センターのアルペレン・シェングンがロケッツ史上最年少でトリプルダブル達成
  • プレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク 第12週 2022-23ミッチェルとレブロンが2022-23第12週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク選出
  • ズバッツ チアリーダー【ハイライト】LACのイビツァ・ズバッツ、敵チアリーダーの輪に囚われてしまう
  • 月間賞 2022年12月2022年12月のNBA月間賞:エンビードとドンチッチの海外勢がプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス
  • ドノバン・ミッチェル 71得点ドノバン・ミッチェルが71得点でキャブス新記録樹立、コービー以降でNBA最多

ポピュラー

  • ステフィン・カリーが通算得点で歴代ウォリアーズ1位に
    ステフィン・カリーが通算得点で歴代ウォリアーズ1位に
  • LA対BOSの名門対決は終盤の誤審で大荒れ、AD「馬鹿げている」
    LA対BOSの名門対決は終盤の誤審で大荒れ、AD「馬鹿げている」
  • レブロン・ジェームズ、高校からの恋人とついに結婚!!
    レブロン・ジェームズ、高校からの恋人とついに結婚!!
  • ジョーダンの偉大な「得点記録」、レギュラーシーズンとプレイオフの平均得点が歴代1位
    ジョーダンの偉大な「得点記録」、レギュラーシーズンとプレイオフの平均得点が歴代1位
  • 【天才=努力】「なぜコービーはすごいのか?」がよく理解できる裏話10個
    【天才=努力】「なぜコービーはすごいのか?」がよく理解できる裏話10個
  • ニコラ・ヨキッチ、前半だけでトリプルダブル達成
    ニコラ・ヨキッチ、前半だけでトリプルダブル達成
  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • 【ハイライト】ペリカンズ監督のウィリー・グリーンHCが豪快なウィンドミルダンク披露
    【ハイライト】ペリカンズ監督のウィリー・グリーンHCが豪快なウィンドミルダンク披露
  • バスケ界の伝説 ウィルト・チェンバレンの「100点ゲーム」はこうして生まれた
    バスケ界の伝説 ウィルト・チェンバレンの「100点ゲーム」はこうして生まれた
  • レブロンとホリデーが2022-23第14週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞
    レブロンとホリデーが2022-23第14週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞

ランダム

  • ロケッツ タンキングヒューストン・ロケッツ、ラスト7分無得点でウルブズから黒星奪取
  • ラメロ・ボール 復帰【ハイライト】新人のラメロ・ボール、手首骨折からの復帰初戦で神パスを披露
  • ロケッツ 20連敗ヒューストン・ロケッツがラプターズに圧勝、連敗を20で脱出
  • ロニー・ウォーカー 膝スパーズ新人のロニー・ウォーカーが膝の手術で6~8週間離脱へ
  • トリスタン・トンプソン 契約トリスタン・トンプソンとキャブス、メディアデーになっても契約合意に至らず

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2023
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes