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ボグダン・ボグダノビッチ 契約
2019 10 17

キングスがボグダン・ボグダノビッチに5100万ドルの延長契約をオファー

キングス, サクラメント・キングス, ボグダン・ボグダノビッチ 0

苦節10数年、ようやく強豪チームへのコアが固まりつつあるサクラメント・キングスにとって、ボグダン・ボグダノビッチは何としてもキープしておきたいプレイヤーの一人だ。

どうやらキングスは最近、今季いっぱいで契約満期となるボグダノビッチに延長契約をオファーした模様。ボグダノビッチ自身が『The Sacramento Bee』紙の取材で明かした。

キングスが提示したとみられる契約内容は、4年/5140万ドルの延長契約。キングスがボグダノビッチにオファーできるのは今季年俸の120%(もしくは今季リーグ平均サラリーの120%)までなので、この金額がマックスとなる。ボグダノビッチの実力を考えると、少し割安だと言えるかもしれない。

ボグダノビッチは来季以降もキングス残留を望んでいる様子。『The Sacramento Bee』のインタビューでも、「サクラメントが大好き」と話している。ただ契約に関してはじっくり考えたいようだ。

「ここにいたいと思っている。僕がサクラメントを愛しているのは周知の事実だ。チームメイトたちも素晴らしい。僕は今の環境に満足しているし、ここに来てからずっとハッピーだったよ。ただ決断を焦りたくないんだ」

「もしかすると明日契約するかもしれないし、1カ月後かもしれない。とりあえず様子を見たい」
– ボグダン・ボグダノビッチ

昨季のボグダノビッチは70試合の出場で14.1得点、3.8アシストを平均。スコアラー/プレイメイカーとしてキングスのオフェンスで重要な役割を担っており、また今年開催されたFIBAワールドカップでは大会ベスト5に選出されるほどの大活躍を見せた。

▼ボグダノビッチのFIBAハイライト

ボグダノビッチは今回の延長契約を拒否すれば、来夏に制限付きFAとなる。もしそうなった場合、今のキングスのオファーよりも金銭面で魅力的な契約を獲得することができるはずだ。

特に2020年のフリーエージェンシーは不作の年になる見込みなので(目ぼしい無制限FAはデマー・デローザン、アンドレ・ドラモンド)、今季のボグダノビッチのパフォーマンス次第では、年俸1800~2000万ドルをオファーするチームも出てくるかもしれない。

今季のキングスはボグダノビッチの他にも、バディ・ヒールドが契約最終年。シーズン開幕前日の10月21日までに延長契約を取り付けなければ、ボグダノビッチと同じく来夏に制限付きFAとなる。

なおヒールドが延長契約を結ぶ場合のマックスサラリーはボグダノビッチよりも遥かに高額で、4年/1億3000万ドルのルーキースケール延長契約、もしくは5年/1億7000万ドルの特定選手契約。ヒールドがマックスプレイヤーかどうかは微妙なところだが、2シーズン連続で3P成功率40%を超えたリーグを代表するスリーポイントシューターの一人であり、キングスとしては絶対に手放せない選手だ。

ちなみに今オフシーズンは、ヒールドと同期である2016年ドラフト組のジャマール・マレーが、デンバー・ナゲッツから5年/1億7000万ドルのマックス延長契約を獲得している。

キングスがヒールドに対してどれだけの金額を提示するのか。またヒールドがどのあたりのサラリーを望んでいるのか。今後の動向に注目したい。

参考記事:「NBA」

クリッパーズが今季の「シティ・エディション」ユニフォームをSI誌で初公開 ジェイムス・ハーデンがプレシーズンのスパーズ戦で40得点ダブルダブル

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