「2014-15ニックス」 × 「トライアングル・オフェンス」 = 美しき平方根の世界
ニューヨーク・ニックスが現地19日、本拠地で行われたニューオリンズ・ペリカンズ戦で約5週間ぶりの白星を獲得。連敗記録を16でストップし、今季の成績を6勝36敗とした。
6勝36敗…。シーズンを半分終えたところで勝率2割以下と、球団史上最悪なシーズンを送っているニックスだが、その戦績推移には極めて特殊かつ美しいパターンが存在している。
2014-15ニックス成績 | |
10月30日 | 1勝1敗 |
11月7日 | 2勝4敗 |
11月18日 | 3勝9敗 |
12月4日 | 4勝16敗 |
12月21日 | 5勝25敗 |
1月19日 | 6勝36敗 |
お気づきかもしれないが、今季ニックスの成績は、「勝利数=敗北数の平方根」となるポイントを1から順番に着実に通過しているのだ。こんな奇妙な偶然は恐らく前代未聞ではないか?
12月12日の時点でニックスの成績は5勝20敗だった。そこから16連敗を喫し、ちょうど36敗となったところで6勝目を挙げるなんて、神の仕業としか思えない。
次なる目標は7勝49敗、その次は8勝64敗…。極めて難しいゴールではあるが、今季のニックスなら決して不可能ではないだろう。
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Image by Keith Allison/Flickr
参考記事:「SB Nation」