ニックスが連敗を18でストップ
ニューヨーク・ニックスが現地14日、ステートファーム・アリーナで行われたアトランタ・ホークス戦に106-91で快勝。
1月4日のロサンゼルス・レイカーズ戦以来6週間ぶりに白星をあげ、1シーズンにおける球団ワースト記録となっていた連敗を18で終わらせた(シーズンをまたいでの球団連敗記録は1985年の20連敗)。
▼DSJは移籍後初勝利
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この日のニックスは、デニス・スミスJr.が19得点、7アシストで活躍。チーム全体でFG成功率45.2%(84本中38本)を記録し、合計6選手が二桁得点をマークした。
移籍後のスミスJr.はシューティングにやや苦戦しているものの、ニックスでの7試合で17得点を平均と、マブス在籍時よりも大きく数字をあげている(今季マブスでは32試合で12.9得点)。
しばらくリーグ最下位を維持していたニックスだが、今回の勝利により29位に浮上(11勝47敗)。18連敗を喫したばかりのチームが最下位ではないというのが、今季タンキングレースの熾烈さを物語っている。
オールスターブレイクの時点で、最下位は現在15連敗中のフェニックス・サンズ(11勝48敗)。クリーブランド・キャバリアーズが12勝46敗のワースト3位で、シカゴ・ブルズも14勝44敗でボトム3チームに何とか食い下がっている。
なお2019年ドラフトでは、タンキング防止策の一つとして、ドラフトロッタリーのオッズがより公平になるように変更。従来のドラフト1位指名権当選確率は、最下位チームが25%、ワースト2位チームが19.9%、ワースト3位チームが15.6%だったが、今年からはワースト3チームの確率がそれぞれ14%で均等、ワースト4位チームが12.5%と、タンキングで得られるアドバンテージが少なくなる。
ボックススコア:「NBA」