TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
コービー トリプルダブル
2014 12 31

コービーが今季2度目のトリプルダブルでレイカーズ10勝目

コービー・ブライアント, トリプルダブル 0

現地30日に行われたロサンゼルス・レイカーズ対デンバー・ナゲッツ戦は、コービー・ブライアントが32分の出場時間で23得点/11アシスト/11リバウンドを獲得し、キャリア通算21回目のトリプルダブルを記録。レイカーズが111対103でナゲッツを破り、今季10勝目を挙げた。

▼コービー・ブライアント、ナゲッツ戦ハイライト

この日のコービーは、3本のスリーポイントを含む11本中6本のFG成功(54.5%)で23得点と、シューティングが良好。その一方で9つのターンオーバーを喫しており、あと一歩で非公式なクアドラプルダブルを記録するところだった。

レイカーズはコービーの他に4選手が二桁台の得点をマーク。チーム全体でFG成功率52.6%、スリーポイント成功率56%を記録する上々のゲーム内容だった。

▼ナイスコートビジョン

 

コービーは3試合の離脱から復帰して以来、プレースタイルをアジャストしてきた印象だ。21日までの27試合で1試合につき22.4本を平均していたシュートアテンプト数が、ここ2試合では平均10.5本と半分以下になっている。

ちょうど10日ほど前、サンダー戦とキングス戦の2試合でフィールドゴール成功率24.4%(45本中11本)、ターンオーバー12回を記録したコービーに対して、各方面から多くの批判が集まっていた。メディアやアナリストたちは「無理なシュートを打ちすぎ」と指摘し、ネット上ではアンチだけでなくレイカーズファンたちからも「コービーがいない方がマシ」などといった厳しい声が挙がったほどだ。

そして周囲の批判を裏付けするようなデータまで出始めていた。以下は、最初の27試合でコービーがフロアにいるときとベンチに下がったときのチームのネットレーティング(NetRtg)を比較したもの(データ: @ZachLowe_NBA)。

※NetRtgとは、100ポゼッション当たりの得点(オフェンシブレーティング:OffRtg)から100ポゼッション当たりの失点(ディフェンシブレーティングDefRtg)を引いた得失点差。

▼コービーon/offのレイカーズNetRtg(27試合)

分 OffRtg DefRtg NetRtg
On 957分 101.5 114.8 -13.3
Off 354分 109.4 98.3 11.1

▼レイカーズ全体の27試合NetRtg

分 OffRtg DefRtg NetRtg
1311 103.6 110.4 -6.9

上のテーブル2つが意味するのは:

  1. レイカーズ全体のNetRtgは-6.9。レイカーズは100ポゼッションあたり相手チームに6.9点差を付けられている
  2. コービーがフロアにいるときのNetRtgは-13.3。コービーの出場時間帯に、レイカーズは100ポゼッションあたり13.3点のリードを奪われる
  3. コービーがベンチにいるときのNetRtgは+11.1。コービーがフロアにいないときのレイカーズは、100ポゼッションあたり相手チームから11.1点のリードを奪っている

要するに、コービーがフロアにいる時間帯はレイカーズのパフォーマンスがガタ落ちしするということを示している。ただしNetRtgはフロアをシェアするチームメイトの質も深く関係しているので、これだけで選手の良し悪しを評価するのは問題がある。とはいえ、on/offで24.4のスイングはやはり無視できない。

これに加え、コービーが欠場した23日の試合で、レイカーズがリーグ首位のウォリアーズを破ったことにより、コービー叩きはさらに過熱した。その後、チームが再び2連敗を喫したことで徐々に落ち着いていったが、復帰後2試合でコービーがシュート本数を大きく減らしたのには、もしかすると周囲の批判にこたえるためという部分もあったのかもしれない。

▼コービー、クラッチタイムのアシスト

 

参考記事:「ESPN」

シャック2.0: デマーカス・カズンズがダブルチームを跳ね飛ばしモンスターダンク! レブロン・ジェイムスが「ウェイドとの再結成」発言について釈明

Related Posts

シェングン トリプルダブル

ブログ

2年目センターのアルペレン・シェングンがロケッツ史上最年少でトリプルダブル達成

ドンチッチ 41得点トリプルダブル

ブログ

ルカ・ドンチッチが41得点トリプルダブルで大活躍、マブス延長戦でネッツに勝利

フレッド・バンブリート トリプルダブル

ブログ

フレッド・バンブリートがキャリア初、ラプターズ史上最高得点でのトリプルダブル

ジョシュ・ギディー 最年少

ブログ

サンダーのジョシュ・ギディーがトリプルダブルの最年少記録を更新

特集

  • ドレイモンド・グリーンの万能さが良くわかる守備ポゼッション

    ドレイモンド・グリーンの万能さが良くわかる守備ポゼッション

    2017年5月14日
  • ベスト・オブ・2016-17: キャブスのハイポストプレイ

    ベスト・オブ・2016-17: キャブスのハイポストプレイ

    2017年7月27日
  • マヌ・ジノビリの永久欠番スピーチ

    マヌ・ジノビリの永久欠番スピーチ

    2019年6月20日
  • NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?

    NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?

    2020年2月19日
  • カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    2016年12月31日
  • ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    2021年10月1日
  • トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    2019年11月23日
  • ベスト・オブ・NBA:デマー・デローザンのフットワーク

    ベスト・オブ・NBA:デマー・デローザンのフットワーク

    2017年9月10日
  • スパーズのポポビッチHC、通算勝利数でNBA歴代コーチ1位に「私個人ではなく我々の記録」

    スパーズのポポビッチHC、通算勝利数でNBA歴代コーチ1位に「私個人ではなく我々の記録」

    2022年3月13日

NEW

  • クリス・ポール ウォリアーズウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • デイミアン・リラード トレード 2023デイミアン・リラード、もしトレードされるなら「マイアミかブルックリンがいい」
  • スパーズ 1位指名スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • ヨキッチ 53得点センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 動物 NBA2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
  • ジミー・バトラー 56得点ジミー・バトラーが自己ベスト56得点、ヒートのプレイオフ球団新記録を樹立
  • マルコム・ブログドン シックスマンセルティックスのマルコム・ブログドンが2022-23シックスマン賞受賞
  • ドレイモンド・グリーン 出場停止 2023サボニス踏みつけたドレイモンド・グリーン、1試合の出場停止処分へ
  • ウルブズ ヒート 2023ウルブズとヒートが8位シードで2023プレイオフ進出へ
  • マブス 敗退スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ

ポピュラー

  • 歴代NBAのレジェンドすぎる記録とかスタッツとか
    歴代NBAのレジェンドすぎる記録とかスタッツとか
  • J.R.スミス、試合中に対戦相手の靴ひもをこっそりほどく…
    J.R.スミス、試合中に対戦相手の靴ひもをこっそりほどく…
  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • レブロンがラスボスの砦みたいな場所でタイヤをひっくり返したり、筋トレしたり…
    レブロンがラスボスの砦みたいな場所でタイヤをひっくり返したり、筋トレしたり…
  • パオロ・バンケロが今季ルーキー最多の33得点ダブルダブル、レブロン以来初の快挙
    パオロ・バンケロが今季ルーキー最多の33得点ダブルダブル、レブロン以来初の快挙
  • NBAがハック戦術に関するルールを変更
    NBAがハック戦術に関するルールを変更
  • ニックスとマジックが1クォーターにおけるNBA歴代最低得点を記録
    ニックスとマジックが1クォーターにおけるNBA歴代最低得点を記録
  • 【鈴が鳴る】これぞNBA流クリスマスソングの演奏会
    【鈴が鳴る】これぞNBA流クリスマスソングの演奏会
  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
  • J.J.レディックのキャリアハイ40得点 vs. ドワイト・ハワードの36得点/26リバウンド
    J.J.レディックのキャリアハイ40得点 vs. ドワイト・ハワードの36得点/26リバウンド

ランダム

  • スパーズ 勝率スパーズが通算勝率でNBA球団トップに!!
  • ブレイク・グリフィン シュート力ブレイク・グリフィン 大幅に上達したシュート力を披露
  • グレッグ・オデン CBAデビューグレッグ・オデンがCBA公式デビュー戦で19得点、24リバウンドの大暴れ
  • マブス 連勝再びスリー好調のマブスが第2戦でクリッパーズ撃破、シリーズ2勝0敗へ
  • ドンチッチ 足首 2021マブスオールスターのルカ・ドンチッチが足首負傷で戦線離脱へ

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2025
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes