コービーがオールスター選手たちに来季ミッションを送信
昨年にNBAを引退したレイカーズレジェンドのコービー・ブライアントが、エースクラスのプレイヤーたちに来季のミッションを与えている。
キャブスとセルティックスがトレードで合意に達した後、まずコービーはセルティックスを放出されたアイザイア・トーマスに向けて、「Fearless」と書かれた画像と共にこんなツイートを発信:
「次のシーズンでオールNBAファーストチーム入りを実現してみろ #MambaMentality」
続いてコービーは、トロント・ラプターズのデマー・デローザンにもトーマスとはまた別の内容のミッションを「HONESTY」というキーワードと一緒に送り付けた:
「疎遠になってしまったコンプトン(生まれ故郷)の旧友と再び親交を深めよ #MambaMentality」
他にも、ラッパーのケンドリック・ラマー、陸上選手のアリソン・フェリックス、NFLのリチャード・シャーマンがコービーからの「チャレンジ」を受け取った。トーマスとデローザンを含め、合計で5つのミッションが出され、それぞれのツイートにはキーワードが添えられている。実はこれらのツイートは、今月にリリースされた「ナイキKOBE A.D.」の新作モデルのプロモーションだったのだ。
ブランド宣伝活動の一環とはいえ、次世代スーパースターのヤニス・アデトクンボにとっては、カリスマであるコービーから激励されたデローザンとトーマスが羨ましかった様子。アデトクンボが「僕のチャレンジはまだかな?」とツイートしたところ、数日後にコービーから返事が返ってきた。アデトクンボに与えられたコービーミッションは、シーズンアワードの最高峰である「MVP」の獲得だ。
さらにコービーは、ウィザーズのジョン・ウォールにも「オールディフェンシブ・ファーストチーム」選出のチャレンジを与えている。PGの中ではトップレベルの守備力を誇るウォールだが、ファースト・チーム入りしたことはまだ1度もない(2015年にセカンドチームに選出)。
デローザンだけバスケと関係ないが、来季はこの中から何人がコービーミッションをクリアできるだろう?トーマスに関しては、股関節の怪我が今後のパフォーマンスにどこまで響くのか少し心配だ。ESPNによれば、トレード合意後に実施されたトーマスの身体検査の結果が思わしくなかったようで、キャブスはトレードの見直しも検討していると報じられている。