ロサンゼルス・レイカーズ、10年ぶりのウェスト制覇まであと1勝
ロサンゼルス・レイカーズが現地24日、デンバー・ナゲッツとのウェスタンカンファレンス・ファイナル第4戦に114-108で勝利。シリーズを3勝1敗とし、2010年以来10年ぶりとなるファイナル進出に王手をかけた。
この日のレイカーズは、アンソニー・デイビスがゲームハイの34得点で活躍。特に第1Qには6本すべてのショットをパーフェクトに沈め、序盤からゲームの流れをレイカーズに呼び込んだ。
デイビスは第4Qに足首を捻挫するアクシデントに見舞われたが、負傷退場することなく最後までフロアに立った。
デイビスの他には、レブロン・ジェイムスが26得点/9リバウンド/8アシストをマーク。同シリーズでのレブロンは、引き続きミドル~ロングレンジショットのリズムを掴めないままだが、第4戦では勝負所でジャマール・マレーのガードを担当するなど、守備面で活躍している。
またセンターのドワイト・ハワードは、今季プレイオフで初めて先発出場し、12得点/11リバウンドのダブルダブルで勝利に大貢献。ハワードのフィジカルなプレイは、ニコラ・ヨキッチのペースを乱すのに役立っていた印象だ。
オフェンスリバウンド
第4戦の勝敗を分けた大きな要因の一つは、レイカーズのオフェンスリバウンドだろう。
前半にはハワードがプットバックを決めまくり、さらに終盤はデイビスやラジョン・ロンドが大事な場面でオフェンスリバウンドを獲得。レイカーズは、セカンドチャンス得点25-6でナゲッツを大きく上回っている。
▼全盛期のようなパワープレイ
マレーのショットメイク
一方で、再び1勝3敗の危機に立たされたナゲッツは、ジャマール・マレーがチーム最多の32得点/8アシストで奮闘。ショットメイク力が相変わらず凄まじく、第2Qにはマイケル・ジョーダンを彷彿させるダブルクラッチを決めた。
ナゲッツはマレーの他、ジェレミー・グラントが17得点、ニコラ・ヨキッチが16得点をあげている。
過去2シリーズでは1勝3敗の崖っぷちから大逆転したナゲッツだが、今回も同じ奇跡を起こせるか?
ボックススコア:「NBA」