レブロン・ジェームズがプレイオフのあらゆるスタッツで歴代トップ10入り
キャリア15回目のプレイオフで初めて第1ラウンド敗退を喫した2020-21シーズンのレブロン・ジェームズ。一つの大記録が途絶えることとなってしまったが、その一方で密かに前代未聞の偉業をまた一つ成し遂げている。
2021プレイオフでのレブロンは、6試合の出場で合計2ブロックをマーク。プレイオフキャリアの通算ブロック数(252本)でベン・ウォーレスとディケンベ・ムトンボの記録を追い抜き、歴代10位に浮上した。
これでレブロンは、NBAプレイオフにおける得点/リバウンド/アシスト/スティール/ブロックの主要スタッツ5項目でそれぞれ歴代トップ10入り。こんな偉業を達成した選手は、リーグ史上でもちろんレブロン1人しかいない。
ポストシーズンでのレブロンは他にも、出場試合数や勝利数、フィールドゴール成功数、トリプルダブル数などでもすでに上位。プレイオフにおけるあらゆる数字で歴代トップ10入りしている。
▼レブロンのプレイオフ記録
- 通算得点(7631点):1位
- 出場試合数(266):1位
- プレイタイム(1万1035分):1位
- 勝利数(174勝):1位
- FG成功数(2725本):1位
- フリースロー成功数(1749本):1位
- スティール数(454本):1位
- アシスト数(1919本):2位
- スリー成功数(1283本):2位
- トリプルダブル数(28回):2位
- ダブルダブル数(260回):4位
- リバウンド数(2391本):6位
- ブロック数(252本):10位
この中でも、通算得点やFG成功数、スティール数はぶっちぎりの1位。特にプレイオフ通算得点(7631点)では、歴代2位のマイケル・ジョーダン(5987点)と1700点差、さらに現役選手2位のケビン・デュラント(4297点)と3300点以上の差を付けており、恐らく半永久的に塗り替えられることのない大記録となるだろう。
次にレブロン級の選手が出てくるのは一体いつになるだろう?
スタッツ:「Basketball Reference」