レブロンがハイライトプレー連発で37得点、ようやくシュートタッチも回復か
現地10日にウェルズファーゴ・センターで行われたクリーブランド・キャバリアーズ対フィラデルフィア・76ers戦は、レブロン・ジェイムスが37得点、9アシスト、7リバウンドのオールラウンドパフォーマンスでチームを牽引。キャブスが95-85で勝利し、シクサーズとのシーズンシリーズを4勝0敗でスイープした。
前半FG成功率62.5%の14得点と、好調な出だしを切ったこの日のレブロンは、後半に入ってからさらにスコアリングが加速。ミドル~ロングレンジショットやファーストブレイクのダンクなどで得点を重ね、第3Qだけで11得点を挙げると、キャブスの3点リードで迎えた第4Q残り7分30秒からチーム14得点中12得点を1人で獲得し、試合をテイクオーバーする。
この試合でレブロンは、3本のスリーを含む22本中15本のフィールドゴールに成功。キャブスは他に、ケビン・ラブが15得点、15リバウンド、7アシスト、トリスタン・トンプソンが10得点、7オフェンスリバウンドで勝利に貢献した。
敗れたシクサーズは、ジャリル・オカフォーがチームハイの21得点、イシュ・スミスが18得点、10アシストのダブルダブルを記録している。
レブロンのジャンプショットが復調?
開幕から最初の28試合ではシューティングスランプに苦しみ、ペイントエリア外のFG成功率で平均28.6%を記録。「リーグワーストのハイボリュームシューター」などとメディアで取り上げられていた今季のレブロンだが、12月29日以降の6試合ではPA外FG成功率48.4%と一気に調子を上げてきた。
▼レブロンのシューティングスタッツ
PA内 | PA外 | FG% | |
10/27~12/28 (28試合) |
62.7% 203/324 |
28.6% 65/227 |
48.6% |
12/29~1/10 (6試合) |
71.1% 32/45 |
48.4% 31/64 |
57.8% |
※PA=ペイントエリア
特にスリー成功率が大幅に改善している。
わずか6試合のデータなので、今後もレブロンがこの調子を維持できるかどうかは微妙なところだが、ここから1月末にかけてスパーズ×2、ウォリアーズ、クリッパーズ、ブルズなど強豪との対戦が続くキャブスにとっては非常に頼もしい傾向だ。
ボックススコア:「NBA」