レブロンの決勝スリーでレイカーズがウォリアーズを撃破、7位シードでプレイオフ進出
ロサンゼルス・レイカーズが現地19日、本拠地ステイプルズ・センターで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズとのプレイ・イン・ゲームを大接戦の末に103-100で制し、ウェスト7位でのプレイオフ2021進出を確定させた。
ハーフタイムで13点ビハインドを背負うピンチに陥ったこの日のレイカーズ。前半は、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスのスターデュオがFG19本中わずか3本成功の11得点と、ウォリアーズ守備に大苦戦していた。
ウォリアーズが完全に主導権を握ったかに見えたが、レイカーズは後半に入ってから大きく修正。特に、第3Q中盤でデイビスがセンターに入るスモールラインアップに切り替えてからは、チームオフェンスが見違えるほど改善し、第4Q開始直後には試合を同点に戻す。
▼レブロン&ADの前半と後半
最終ピリオドは、まさに手に汗握る大接戦。第4Q残り8分半で7点リードを奪取したレイカーズに対し、ウォリアーズはステフィン・カリーとアンドリュー・ウィギンスの連続得点で反撃。残り時間1分20秒にカリーがフリースローを2本沈めて同点に持ち込む。
勝敗を決したのは、レブロンのショットだ。
ほぼ完璧な守備を見せたウォリアーズだったが、レブロンがショットクロックぎりぎりでスリーに成功。この一発がゲームウイナーとなった。
ESPNによると、このレブロンの決勝弾は34フィートのロングスリー。今季レブロンが決めたFGの中で、最長距離のショットだという。
なおレブロンは、第4Q残り2分に目をつつかれるファウルを受け、それ以降はずっと視界がぼやけていたとのこと。試合後には決勝スリーについて、「リムが3つに見えていたので、真ん中に狙いを定めて打った」と明かしていた。
2年連続でのプレイオフ進出を決めたレイカーズは、レブロンが22得点/11リバウンド/10アシストのトリプルダブルを記録。レブロンと同じく前半不調だったアンソニー・デイビスも後半から立て直し、25得点/12リバウンドで勝利に貢献している。
敗れたウォリアーズは、ステフィン・カリーが37得点、アンドリュー・ウィギンスが21得点で奮闘。ドレイモンド・グリーンはFG成功0本の2得点に終わったが、9リバウンド、8アシストにスティールとブロックがそれぞれ3本と、スコアリング以外で存在感を発揮した。
ボックススコア:「NBA」