カワイ・レナードが4試合連続の30得点超え
サンアントニオ・スパーズのカワイ・レナードが、現地17日にAT&Tセンターで行われたミネソタ・ティンバーウルブズ戦で、17本中12本のFGを成功させ34得点をマーク。10日のミルウォーキー・バックス戦から4試合連続での30得点超えを達成した。
スパーズの選手が4試合連続で30得点以上を記録するのは、2003-04シーズンのティム・ダンカン以来初で約13年ぶり。レナードはこの間にFG成功率66.7%、3P成功率56.3%を維持している。
「何よりも勝利できたことが嬉しい。ファイナル第7戦のような気持ちですべての試合に臨んでいる。スタッツに関しては気にしていない。勝利できればそれでいいんだ」
– カワイ・レナード
この日のスパーズは、ウルブズに前半だけで30本のフリースローを与えてしまい、ハーフタイムで71-67とトレイルする形となったが、後半に入ってから守備を引き締めて軌道修正。さらに第3Q終盤でのパティ・ミルズのスリーとレナードの4点プレーでオフェンスにも火がつき、第4Q中盤にかけて22-5のランで一気に主導権を握り、そのまま勝負を決めた。
レナードは34得点に加えて、7リバウンド、5アシストを獲得するオールラウンドなパフォーマンスを見せた。
▼オンボールのウィギンスからスティール
スパーズはレナードの他に、ラマーカス・オルドリッジが29得点、トニー・パーカーが14得点、ミルズが11得点をマーク。オルドリッジは昨季と同様、クリスマスあたりから調子が上がっており、今季最初の27試合では平均16.4得点、FG成功率46%だったが、クリスマス以降の10試合では21.6得点、FG成功率63.6%と大きく数字を伸ばしている。
敗れたウルブズは、カール・アンソニー・タウンズが27得点/16リバウンド、リッキー・ルビオが21得点/14アシストのダブルダブルで奮闘。直近5試合で平均14.0アシスト/2.8スティールと素晴らしいパフォーマンスを続けているルビオだが、The VerticalのAdrian Wojnarowski記者によると、ウルブズはルビオのトレード放出も検討しているらしく、ルビオの見返りとして、ルーキーのクリス・ダンが一流に成長するまでスタメンPGを務め、将来的にバックアップPGになれる“ブリッジ”(架け橋)的な選手を求めているという。今季のトレードデッドラインは、現地2月23日となっている。
なおこの日のスパーズブロードキャストでは、スーパーマーケットチェーンの「H-E-B」がティム・ダンカン主演の新CMを公開。どうやら「Slam Duncan O’s」というシリアルが期間限定で発売されるようだ。
欲しい…。
ボックススコア:「NBA」