デイミアン・リラードのちょっと奇妙なシュートリリース癖
ブレイザーズのデイミアン・リラードはシュートが上手い。昨季はスリーポイント成功数でリーグ3位の218本を記録し、2014オールスターのスリーポイント・コンテストにも出場。プレーオフ第1ラウンド第6戦で放ったブザービーターはあまりにも見事だった。
プロ2年目にして早くもスター選手へとのし上がったリラードだが、彼のシュートストロークにはちょっとした癖があり、いわゆる“教科書的なスタイル”とはかなり異なっている。
気づいただろうか?ストロークの際中に、ボールが1度指先から離れているのだ。リリースの直前、シューティングハンドの指が伸び、それにより一瞬ボールが手のひらの真ん中まで転がっている。 そしてそのまま手首をスナップさせ、最終的にはボールをはじき出すように指先でリリース。
アメリカのバスケットボール・フォーラム「Real GM」のユーザーが、このリラードの奇妙な癖を発見した。
シュートフォームを習う際、ボールを手のひらにくっ付けないよう教わった人が多いはず。リラードのような優秀なシューターにこんな癖があるのは少し驚きだが、そもそも完璧なシュートフォームなんてものは存在しない。
果たして本人はこの癖に気づいているのだろうか?あるいは完全に意識しており、これこそがリラードのシュート力の秘密なのか?それとも癖を無くせば、さらに成功率が増すのか?シューティングはなかなか奥が深い。
Thumbnail via YouTube/NBA
ソース:「Real GM」