ケビン・ラブが脳震盪でイーストファイナル第7戦欠場へ
クリーブランド・キャバリアーズが現地26日、フォワードのケビン・ラブが脳震盪によりボストン・セルティックスとのカンファレンスファイナル第7戦を欠場することを発表した。
ラブが負傷したのは、現地25日に本拠地で行われたシリーズ第5戦の序盤。ジェイソン・テイタムと衝突した際に頭部を強打してそのまま途中退場し、試合翌日に脳震盪の症状を訴えたため、NBAの「脳震盪ガイドライン」が適用されることとなった。
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今季ポストシーズンでのラブは、17試合で13.9得点、10.0リバウンド、スリー成功率34.6%を平均。ペイサーズとの第1ラウンドで親指を負傷したこともあってか、やや調子の波が激しいが、それでもキャブスの主力の一人であることに変わりなく、レブロン・ジェイムスにとってはコートにいるだけでフロアスペースを広げてくれる貴重な存在だ。
レブロンの46得点パフォーマンスもあり、第6戦はラブ不在で乗り切ったキャブスだが、TDガーデンで現地27日に行われるシリーズ第7戦はかなり厳しい戦いになるだろう。レブロンが第7戦で負ける姿はあまり想像できないが、対するセルティックスは今季ポストシーズンでホーム無敗を維持している。
もしキャブスが勝ち上がったとしても、ファイナル第1戦にラブが間にあうかどうかは今のところ不明。復帰するには、脳震盪の症状が完全に収まり、さらにNBAの身体検査などをクリアしなければならない
参考記事:「NBA」