ドンチッチやアデトクンボ、ヨキッチがユーロバスケット席巻中、それぞれ予選ラウンド突破
現地9月6日、ヨーロッパの4都市で開催中のユーロバスケット2022が予選ラウンド6日目の佳境に突入。NBA屈指のスーパースター率いるギリシャ、セルビア、スロベニアの3チームがそれぞれ白星をあげ、決勝トーナメント(ベスト16)への進出を決めた。
まずイタリアのミランで行われたギリシャ対ウクライナ戦では、ミルウォーキー・バックス所属のヤニス・アデトクンボが27分半の出場でFG成功率72.2%から41得点、9リバウンドで大暴れ。ギリシャを99-79での快勝に導く。
▼ヤニス
続いてチェコのプラハで行われたセルビア対イスラエルの試合では、2年連続でNBAのMVPに選出されたばかりのニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)が29得点、11リバウンド、5アシスト、4スティールでオールラウンドに大活躍。セルビアが89-78でイスラエルを撃破した。
なおギリシャとセルビアは今大会予選ラウンドで無敗の4勝0敗。アデトクンボ率いるギリシャは、すでにグループCから1位での決勝ラウンド進出を確定させている。
▼ジョーカー
前回大会王者のスロベニアは、ケルンで行われた試合で今大会無敗だったホームチームのドイツ相手に88-80で白星。マブスエースのルカ・ドンチッチが36得点、10リバウンドのダブルダブルでチームを勝利に牽引した。
スロベニア代表は、Bグループの予選4試合を終えた時点で3勝1敗。次のフランス戦に勝利すれば、2位以上でのトーナメント出場が確定する。
ユーロバスケット2022では、現地7日の時点で16チーム中15チームのトーナメント進出が確定。残り1枠は、8日に行われるイスラエル対チェコの直接対決で決定する。
ボックススコア:「FIBA」