TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
ベン・シモンズ ピッペン
2021 7 4

NBAレジェンドのマジックとピッペンがベン・シモンズに辛口のアドバイス

ベン・シモンズ 0

イースト1位シードでのプレイオフ進出を決めて優勝への期待が高まるも、確実に有利と見られていたカンファレンス準決勝で総崩れして敗退した2020-21シーズンのフィラデルフィア・76ers。

シリーズ終了直後は、オフェンスで振るわなかったオールスターのベン・シモンズが戦犯扱いされ、ネット上ではシモンズへの批判や誹謗中傷が飛び交った。

シモンズはずば抜けたパスセンスと身体能力、サイズを持ち合わせ、守備では1~5番まで守れるリーグ屈指のオールラウンド・ディフェンダー。まだ24歳と若く、ここから一皮も二皮も剥けるポテンシャルを秘めた選手だ。

ただその一方で、フリースローやジャンプショットを含めて、とにかくシュートが苦手。ハーフコートオフェンスでは、相手守備に放置されて存在感がゼロになってしまう場面も度々あり、特に今季プレイオフのイースト準決勝ではその弱点が露呈する形となった。

そんなシモンズに対し、NBAレジェンドのマジック・ジョンソンとスコッティ・ピッペンが、厳しい言葉を用いながらアドバイス的なものを送っている。

ピッペン

まずピッペンはGQ誌のインタビュー記事の中で、シモンズとヤニス・アデトクンボを比較。シモンズのフリースローに対する苦手意識を批判した。

「彼は素晴らしい選手だが、シューティングが弱い。それさえ克服すれば、シモンズに弱点はなくなる。ヤニス(アデトクンボ)もシュートが苦手だ。ただヤニスは恥をかくことを恐れていない。それがベン・シモンズとヤニスの大きな違いだ」

「ヤニスは仮にフリースローを連続でエアボールしたとしても、次のプレイでは全力でダンクを狙いにくる。一方でベン・シモンズは、フリースローに失敗するとパスに逃げてしまう。フリースローラインで恥をかきたくないあまり、ハーフコートにボールを運ぶことすら恐れているように感じた。だから彼は(イースト準決勝第7戦の終盤で)ダンクにいかなかったんだ」

ピッペンが「ダンクにいかなかった」と指摘するのは、今年のイーストセミファイナル第7戦終盤でのプレイ。ゴール下でイージーなレイアップを決められたはずの場面でパスを出してしまい、試合後には76ers敗因の一つとして酷評された。

今季ポストシーズンでのシモンズは、フリースロー成功率がわずか34.2%(73本中25本)。フリースローが大の苦手だったシャキール・オニールすら下回る歴代ワーストレベルで、ホークスとのシリーズでは何度もハック戦略の餌食となっていた。

上のプレイでダンクにいかなかったのも、ピッペンが指摘する通り、フリースローへの苦手意識からくるメンタルエラーだったのかもしれない。イースト準決勝でのシモンズは、第4戦から第7戦にかけての4試合で第4Qに1本もシュートを打っていない。

マジック

今オフには、レイカーズレジェンドのマジック・ジョンソンもシモンズについて言及している。

76ersのシーズン敗退が決まった翌日、マジックはESPNのスポーツトーク番組『Get Up!』に出演し、「シモンズにはフレッシュスタートが必要。76ersとベンの両者にとってプラスになるだろう」とトレードのアイデアを後押し。さらに、「オフェンスでの積極性と自信を取り戻すには、もっと場数を踏むしかない」と助言した。

「(シモンズは)もっと実戦経験を積むべき。例えばサマーリーグに参加するのも一つの手段だろう。とにかく試合に出て、どんどん外からシュートを打つべき。ピックアップゲームでも良い。そうすれば自信を取り戻せるはずだ」

なお現地メディアによると、今オフの76ersにはすでにシモンズへのトレードオファーが殺到しているとのこと。ただ76ersは、見返りとしてオールスター級の選手を獲得できない限りシモンズを放出する気はないらしく、最近ではペイサーズからの「マルコム・ブログドン+ドラフト1巡目指名権」を中心としたオファーを断ったとされている。

参考記事:「GQ」

ドンチッチのスロベニア代表がオリンピック最終予選のグループステージを無敗で突破 ルカ・ドンチッチ率いるスロベニア代表が東京オリンピック最終予選で決勝進出

Related Posts

ベン・シモンズ ヤニス・アデトクンボ

ブログ

【ハイライト】ネッツで再起図るベン・シモンズがヤニス相手にローポストで好守備

カワイ・レナード 復帰 2022

ブログ

昨季全休のカワイ・レナードとベン・シモンズ、プレシーズンゲームで1年ぶりの戦線復帰

ウォリアーズ 罰金

ブログ

ウォリアーズ球団オーナーのジョー・レイコブ、タンパリングで5万ドルの罰金処分に

ベン・シモンズ トレード要求

ブログ

ベン・シモンズがトレード要求?76ersとの関係修復は絶望的か

特集

  • トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    2019年11月23日
  • マヌ・ジノビリの永久欠番スピーチ

    マヌ・ジノビリの永久欠番スピーチ

    2019年6月20日
  • NBA史上最大の番狂わせ:「We Believe」ウォリアーズが1位シードのマブスを撃破

    NBA史上最大の番狂わせ:「We Believe」ウォリアーズが1位シードのマブスを撃破

    2020年5月6日
  • ケビン・ラブ 「誰もが何かを抱えている」

    ケビン・ラブ 「誰もが何かを抱えている」

    2019年12月19日
  • 【ポイントゴッド】クリス・ポールが3つの球団で17連勝達成

    【ポイントゴッド】クリス・ポールが3つの球団で17連勝達成

    2021年12月2日
  • ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス

    ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス

    2017年10月14日
  • レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    2017年6月12日
  • コービー・ブライアント、永久欠番式典にて「夢とは目的地ではなく旅路」

    コービー・ブライアント、永久欠番式典にて「夢とは目的地ではなく旅路」

    2017年12月20日
  • カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    2016年12月31日

NEW

  • クリス・ポール ウォリアーズウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • デイミアン・リラード トレード 2023デイミアン・リラード、もしトレードされるなら「マイアミかブルックリンがいい」
  • スパーズ 1位指名スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • ヨキッチ 53得点センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 動物 NBA2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
  • ジミー・バトラー 56得点ジミー・バトラーが自己ベスト56得点、ヒートのプレイオフ球団新記録を樹立
  • マルコム・ブログドン シックスマンセルティックスのマルコム・ブログドンが2022-23シックスマン賞受賞
  • ドレイモンド・グリーン 出場停止 2023サボニス踏みつけたドレイモンド・グリーン、1試合の出場停止処分へ
  • ウルブズ ヒート 2023ウルブズとヒートが8位シードで2023プレイオフ進出へ
  • マブス 敗退スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ

ポピュラー

  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • バスケ界の伝説 ウィルト・チェンバレンの「100点ゲーム」はこうして生まれた
    バスケ界の伝説 ウィルト・チェンバレンの「100点ゲーム」はこうして生まれた
  • ウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
    ウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • NBA選手たちが語る、コービー・ブライアントのワーカホリックなエピソード
    NBA選手たちが語る、コービー・ブライアントのワーカホリックなエピソード
  • Tマックが引退を表明!!その輝かしいキャリアを振り返ってみよう
    Tマックが引退を表明!!その輝かしいキャリアを振り返ってみよう
  • ストックトンとマローンの芸術的なピック&ロールを堪能できる7分動画
    ストックトンとマローンの芸術的なピック&ロールを堪能できる7分動画
  • 【鈴が鳴る】これぞNBA流クリスマスソングの演奏会
    【鈴が鳴る】これぞNBA流クリスマスソングの演奏会
  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
  • キングス、トレードでサボニス獲得のため若手ホープのタイリース・ハリバートン放出
    キングス、トレードでサボニス獲得のため若手ホープのタイリース・ハリバートン放出
  • 歴代屈指の3Pシューター カイル・コーバーがブルックリン・ネッツのコーチングスタッフ入りへ
    歴代屈指の3Pシューター カイル・コーバーがブルックリン・ネッツのコーチングスタッフ入りへ

ランダム

  • デイビッド・ストックトン レイカーズデイビッド・ストックトンがレイカーズと契約
  • ブルック・ロペス リアクション【ハイライト】ポスタライズされた後にお茶目なリアクションを見せるブルック・ロペス
  • ユニフォーム売り上げ 2020-21後半NBA2020-21シーズン後半のユニフォーム売り上げランキングTop15
  • レブロン センター“センター・レブロン”が30得点トリプルダブルで大活躍、レイカーズ連敗脱出
  • ケビン・ラブ 不満ケビン・ラブ、試合中にチームへの苛立ちを爆発

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2025
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes