首位バックスに暗雲、マルコム・ブログドンが右足負傷で6~8週間離脱へ
今季リーグでずっと首位を走ってきたミルウォーキー・バックスに主力離脱の大打撃。バックスは現地16日、ガードのマルコム・ブログドンが右足の足底筋膜炎により戦線離脱することを発表した。
復帰時期については今のところ明らかになっていないが、ESPNのAdrian Wojnarowski記者が関係筋から得たという情報によると、6週間から8週間の離脱が見込まれているとのこと。よってブログドンの復帰は早くても4月末から5月初め(プレイオフ第2ラウンドあたり)になる可能性が非常に高い。
2017年新人王のブログドンは今季64試合でキャリアベストの15.6得点を平均。FG50.5%、スリー42.6%、フリースロー92.8%(リーグ1位)とシューティングが絶好調だった。
本人にとっては少し不本意かもしれないが、今回の負傷により残りレギュラーシーズンの離脱がほぼ確定したため、2015-16のステフィン・カリー以来初でNBA史上8人目となる「50-40-90」の達成者となった。
※他の50-40-90達成者はラリー・バード(2回)、マーク・プライス、レジー・ミラー、スティーブ・ナッシュ(4回)、ダーク・ノビツキー、ケビン・デュラント、ステフィン・カリー。
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ブログドンはシューティングの他にもプレイメイクやディフェンスまで何でもこなせるオールラウンダー。ベンチ層が非常に厚い今季バックスだが、ブログドンの穴を完璧に埋めるのは難しい。プレイオフ第1ラウンドは問題なく乗り切れるだろうが、大激戦が予想されるカンファレンス・セミファイナル以降では欠かせない存在になるはずだ。
参考記事:「NBA」