マヌ・ジノビリ、40歳になってもユーロステップから豪快にダンク
あれ?あと3年はいけるんじゃないか…?そんな風に思わせてくれるアスレチックなムーブを、今年で40歳になったマヌ・ジノビリが見せてくれた。
86-84の大接戦で迎えた現地3日のサンアントニオ・スパーズ対シャーロット・ホーネッツ戦の第4Q中盤、ジノビリはトップ・オブ・ザ・キーからカイル・アンダーソンにスクリーンを指示してマークマンを引き剥がすと、鋭いドライブでペイントエリアをアタック。得意のユーロステップでフランク・カミンスキーをかわし、ワンハンドで豪快なダンクを叩き込んだ。
第4Q序盤からホーネッツに11連続得点を許してしまい、13点あったリードを2点まで削られていたスパーズだが、ジノビリのファインプレイで悪い流れを断ち切ると、そのまま終了のブザーまでリードを維持。108-101で勝利し、連敗を4で止めた。
シーズン成績を5勝4敗としたスパーズは、ベンチが合計64得点の奮闘を見せ、ルディ・ゲイが20得点、キャリア1000試合目(レギュラーシーズン)だったジノビリが10得点、5アシストをマーク。今季ロスターで唯一契約が保証されていない2年目ガードのブライン・フォーブスは、11本中8本のFG成功からチームハイの22得点をあげて勝利に大貢献した。
▼フォーブス
「コートに立つ機会があれば、それを無駄にするわけにはいかない。次にいつ戻れるかはわからないからね。だからとにかく最善を尽くして、コートに残れるよう努めている」
– ブライン・フォーブス
スターターでは、ラマーカス・オルドリッジが14得点、7リバウンドを獲得。今季不調が続いていたパティ・ミルズは、第4Q残り5分からのクラッチタイムでついにステップアップして連続でスリーを沈め、17得点をあげた。
なおこの日の勝利により、グレッグ・ポポビッチHCは監督キャリア通算勝利数(レギュラーシーズン1155勝)でフィル・ジャクソンと並び、歴代6位タイに浮上。レギュラーシーズン通算勝率では、スティーブ・カー(83.5%)、フィル・ジャクソン(70.4%)、ビリー・カニンガム(69.8%)に次ぐ歴代4位(69.4%)となっている。
ボックススコア:「NBA」