ポルジンギスの38得点でルカ不在のマブスがペイサーズを撃破
ダラス・マーベリックスが、再びエースのルカ・ドンチッチ抜きでイースト上位チームとのロードゲームを制した。
マブスは現地3日、バンカーズ・ライフ・フィールドハウスで行われたインディアナ・ペイサーズ戦に122-103で勝利。クリスタプス・ポルジンギスが自己シーズン最多の38得点、12リバウンドのダブルダブルで大活躍した。
この日のポルジンギスは、36分の出場で20本中10本のショットを決めてオフェンスを牽引。38得点は、ポルジンギスのキャリアで2番目の最多得点記録となる。
▼スリーが絶好調
ポルジンギスは3日前のヒューストン・ロケッツ戦でも35得点/12リバウンドで奮闘。マブスの選手が2試合連続で35得点/10リバウンド以上のダブルダブルを達成したのは、ダーク・ノビツキーとルカ・ドンチッチに次いで球団史上3人目だという。
今季のポルジンギスは、38試合で17.8得点、9.1リバウンド、FG成功率40.7%を平均。マックスプレイヤーの数字としては少し物足りないが、ドンチッチが欠場した7試合では26.4得点、13.3リバウンドと確実にステップアップしている。
ポルジンギスは試合後、「ルカがプレイしている時にどうすればもっと活躍できるようになるか。それが今後の課題だ」とコメント。今季マブスは、ドンチッチ不在の試合で4勝4敗となっている(シーズン31勝19敗)。
マブスはポルジンギスの他、ティム・ハーダウェイJr.が25得点/5アシスト、ドリアン・フィニー・スミスが15得点/11リバウンド/4アシストで勝利に貢献。敗れたペイサーズは、オールスターのドマンタス・サボニスが26得点、12リバウンド、9アシストでオールラウンドに活躍した。
オラディポは苦戦
12カ月の戦線離脱から1月末に待望の復帰を遂げたビクター・オラディポだが、本調子にはまだまだ遠い。この日の試合では、ベンチから23分の出場でFG17本中4本成功の9得点。スリーは10本中わずか1本成功に終わっている。
これでオラディポは、復帰後3試合で平均8.3得点、FG成功率20.5%、スリー成功率13.4%を記録。ショットのリズムを取り戻すには、もう少し時間がかかりそうだ。
ボックススコア:「NBA」