マイケル・ビーズリー、レイカーズへ
これだけユニークな顔ぶれが揃ったロスターはあまり記憶にない。
ESPNによると、ロサンゼルス・レイカーズは現地20日、FAのマイケル・ビーズリーと1年/330万ドルで契約合意。ビーズリーの契約が完全保証なら、これで来季レイカーズのロスター15枠が埋まることとなる。
今夏レイカーズの人事は、かなりサプライズに満ちたものだった。レブロン・ジェイムスを手に入れ、そのまま第二第三のオールスター獲得に動いてスーパーチーム建設を目指すかと思われたが、ポール・ジョージのサンダー残留が決定すると、最初からそれがプランだったと言わんばかりに、次々とロールプレイヤーたちと契約。KCPとの再契約に始まり、ラジョン・ロンド、ジャベール・マギー、そして今回のマイケル・ビーズリーと、個性派の選手たちを集結させた。
いずれの契約も1年契約なので、レブロンの相棒獲得は来夏に勝負をかけることにしたのだろう。2019年には、カワイ・レナードやケビン・デュラント、ジミー・バトラー、クレイ・トンプソン、カイリー・アービングら数々のビッグネームがFAになる可能性がある(トンプソン以外はプレイヤーオプション)。
▼ビーズリーの2017-18ハイライト
昨季をニューヨーク・ニックスでプレイしたビーズリーは、74試合の出場で13.2得点、5.6リバウンドを平均。中国リーグからNBAに復帰して以降でベストシーズンとなった1年で、エースのクリスタプス・ポルジンギスが左ひざの前十字靭帯断裂で戦線離脱してからは、先発PFとして大貢献した。
なおレブロンはヒート時代にビーズリーとチームメイトだった経験があり、ビーズリーの実力は認めているとのこと。また2人は、シェーン・バティエ主催のカラオケ大会で一緒にラップを披露したこともあるので、ケミストリーの面でも問題ないだろう。
▼レブロン feat. ビーズリー
来季レイカーズがどんなチームになるのか想像もつかないが、これだけ一癖も二癖もある選手たちがどんなハーモニーを奏でるのかすごく楽しみ。センターポジションが少し頼りないので(マギー、ズバッチ、ワグナー)、スモールラインアップが主体になりそうだ。
参考記事:「ESPN」