アメリカのほぼ全土がラプターズ優勝を望んでいる?
NBA史上初めてアメリカ国外でシリーズがホストされる2019年ファイナル。少なくともSNS上では、アメリカの大部分が本国のチームよりもカナダのチームを応援したいと考えている様子。
以下は、オンラインギャンブルサイトの『BetOnline』がTwitterの位置情報データをもとに作成したNBAファイナルの統計。トロント・ラプターズの「#WeTheNorth」やゴールデンステイト・ウォリアーズの「#DubNation」といったハッシュタグ付きのツイートを州別に集計し、アメリカ在住のファンたちがどちらのチームを推しているのか大雑把に表したものだ。
アメリカ50州中、カリフォルニア、ネバダ、ハワイを除く47州でウォリアーズよりもラプターズを応援するツイートの方が多いという結果に。それぞれの州でどのくらい数値に違いがあるのかは不明なので、ガバガバなデータではあるが、ここまで大きな差が出たのは少し驚きだ。バックス本拠地のウィスコンシン州や76ers本拠地のペンシルベニア州など、プレイオフでラプターズに敗退した地域のファンたちもラプターズを推しているところが面白い。
やはり中立的なファンの多くは、挑戦者側を応援したくなるものなのだろうか。ラプターズとウォリアーズのファイなり第1戦は現地5月30日にトロントのスコシアバンク・アリーナで行われる。
参考記事:「SF GATE」