2021年12月のNBA月間賞:ジャズのドノバン・ミッチェルがキャリア初選出
NBAでは現地4日、2021年12月のプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス(月間最優秀選手)、並びにルーキー・オブ・ザ・マンス(月間最優秀新人選手)の受賞者が発表された。
・イースト:ジョエル・エンビード
イースタンカンファレンスでは、フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードが昨季1月以来の受賞を果たした。
エンビードは12月に出場した13試合で29.2得点、11.2リバウンド、3.9アシストを平均し、76ersを8勝5敗に牽引。13試合中2試合で40得点ダブルダブルをマークした。先月に平均25得点/10リバウンド以上を記録した選手は他に、ナゲッツのニコラ・ヨキッチとバックスのヤニス・アデトクンボしかいない。
これでエンビードはキャリア通算3度目となるプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス選出。歴代76ersで3回以上の受賞を果たしたのは、エンビードの他にアレン・アイバーソン(4回)とジュリアス・アービング(3回)の2人のみだ。
・ウェスト:ドノバン・ミッチェル
ウェスタンカンファレンスでは、ユタ・ジャズのドノバン・ミッチェルが5年目でついに初選出を決めた。
12月のミッチェルは12試合の出場でリーグ4位の30.2得点、5.0アシスト、FG成功率50.2%を平均。12試合すべてで20得点以上をマークし、ジャズを月間リーグ首位の12勝2敗に導いた。
ジャズの選手が月間賞に輝くのは、2010年11月のデロン・ウィリアムズ以来初で11年ぶりの快挙。カール・マローン(7回)、ジョン・ストックトン、カルロス・ブーザー、ウィリアムズに次いで球団史上5人目の受賞となる。
ルーキーズ・オブ・ザ・マンス
2021年12月の月間新人賞は、オーランド・マジックのフランツ・ワグナーとオクラホマシティ・サンダーのジョシュ・ギディーが受賞した。
2021年ドラフト8位指名のワグナーは、12月に出場した14試合で19.5得点(新人1位)、5.1リバウンド、3.1アシスト、スリー成功率40.4%を平均。28日のバックス戦では、今季ルーキー最多となる38得点をマークした。
ワグナーは、歴代マジックで月間新人賞を受賞した8人目の選手となる(デニス・スコット、シャキール・オニール、ペニー・ハーダウェイ、マイク・ミラー、ビクター・オラディポ、エルフリッド・ペイトン、RJ・ハンプトン)。
2カ月連続での選出を果たしたOKCのギディーは、先月の11.8得点、7.1アシスト(新人1位)、6.7リバウンドを平均。現地1月2日のダラス・マーベリックス戦では17得点、14アシスト、13リバウンドをマークして、NBA史上最年少(19歳85日)でのトリプルダブル達成者となった。
参考記事:「NBA」