ブルックリン・ネッツ、18年ぶりにサンアントニオで白星獲得
NBAでは現地3月1日、イースト2位のブルックリン・ネッツとウェスト5位のサンアントニオ・スパーズがAT&Tセンターで対戦。オーバータイムに及ぶ激闘の末、ネッツが124-113で勝利を収めた。
ネッツがスパーズ本拠地で白星をあげたのは、実に18年ぶり。2003年6月にサンアントニオで行われた2003NBAファイナル第2戦以来初だ。レギュラーシーズンの試合だと、さらにその1シーズン前の2002年1月にまで遡る。
この日のネッツは、ジェイムス・ハーデンがターンオーバー0本から30得点、14リバウンド、15アシストのトリプルダブルを達成する大活躍。
ESPNによると、0ターンオーバーで30/10/15のスタッツがマークされたのは、個人のターンオーバーがボックススコアに記録されるようになった1977-78シーズン以降で初だという。
▼ネッツ移籍後で7回目のTD
ネッツ(23勝13敗)はハーデンの他、カイリー・アービングが27得点、ブルース・ブラウンが23得点で勝利に貢献。エースのケビン・デュラントが2月半ばに負傷離脱して以降の8試合を7勝1敗で乗り切っており、3月1日の時点でイースト首位76ersに0.5ゲーム差で食い下がっている。
一方で敗れたスパーズは、デマー・デローザンが22得点/11アシスト、デジャンテ・マレーとロニー・ウォーカーがそれぞれ19得点を記録。
第4Q残り2分の10点ビハインドから猛反撃を仕掛け、マレーのブザービーターで試合を延長戦に持ち込んだが、OTではハーデンとアービングのスターデュオに完全に主導権を握られてしまった。
▼マレーのクラッチショット
なおスパーズ(17勝13敗)は、コロナの安全衛生プロトコルにより、デリック・ホワイトやルディ・ゲイ、ケルドン・ジョンソンらコアメンバー数名が欠場。同日には他の試合でポートランド・トレイルブレイザーズが勝利したため、スパーズはウェスト6位に転落している。
ボックススコア:「NBA」