「ノビツキー通り」がダラス市内に誕生
ダラス・マーベリックス本拠地コートの“ノビツキー・ロゴ”設置に続いて、今度はテキサス州ダラス市がマブスレジェンドに素敵な贈り物だ。
『Dallas Morning News』によると現地9月25日、ダラス市議会はアメリカン・エアラインズ・センター付近にある道路の名称を変更する案を満場一致で承認。地元球団マブスの顔としてオン/オフコートの両方で同市に長年貢献してきたダーク・ノビツキーのレガシーを称え、アリーナ前の「Olive Street」(オリーブ・ストリート)が「Nowitzki Way」(ノビツキー・ウェイ)に変わることが決定した。
▼ノビツキー・ウェイはここ
NBAレジェンドに贈る道路の呼称としては、「Drive/ドライブ」(ダーク・ドライブ)や「Lane/レーン」(ノビツキー・レーン)の方がバスケットボール要素がありそうだが、ノビツキー自身が「Way/ウェイ」を望んだのだという。
1998年ドラフト9位指名でNBAデビューしたノビツキーは、キャリア21シーズンをマブス一筋でプレイし(1球団の在籍期間でNBA最長記録)、20.7得点、7.5得点、スリー成功率38%を平均。リーグを代表するビッグマンの一人として2007年のMVP受賞や計14回のオールスター選出、12回のオールNBAチーム選出など数々の功績を残し、2011年にはマブスを球団史上初の優勝へと導いてファイナルMVPに輝いた。
またノビツキーは歴代屈指のシューターでもあり、「50-40-90」を達成したことのある史上8選手の内の一人。キャリア通算得点では、カリーム・アブドゥル・ジャバー、カール・マローン、コービー・ブライアント、レブロン・ジェイムス、マイケル・ジョーダンに次ぐ歴代6位の数字(3万1560点)を記録している。
参考記事:「Dallas Morning News」