ナゲッツがジャズとの第7戦制しカンファレンス準決勝進出
NBAでは現地9月1日、デンバー・ナゲッツがユタ・ジャズとのシリーズ第7戦に80-78で勝利。1勝3敗の崖っぷちから3連勝をあげ、2年連続でのウェスト第1ラウンド突破を決めた。
1勝3敗からシリーズをひっくり返したケースは、NBAプレイオフ史上でナゲッツが12チーム目。奇跡の逆転優勝を果たした2016年ファイナルでのクリーブランド・キャバリアーズ以来4年ぶりとなる。ちなみに、0勝3敗からシリーズ勝利した例は、まだ1度もない。
この日の試合は、アップテンポに点を取り合うこれまでのシリーズ6試合とは異なり、両チームともスコアが80点以下に終わるプレイオフ第7戦らしい泥臭いゲームとなった。
前半はナゲッツが完全に主導権を握り、ハーフタイムの時点で14点リードを奪取。だが第3Qに入ると、ナゲッツの得点が大失速し、その隙にジャズが猛反撃。さらにナゲッツは第4Q序盤に5分近く無得点の時間が続き、残り時間8分でついにジャズが逆転する。
その後、試合は1ゴール差を奪い合う大接戦へと展開。特にラスト1分間は、最高にカオスだった。
ナゲッツは、ニコラ・ヨキッチが30得点、14リバウンドのダブルダブルで大活躍。残り時間28秒には、ルディ・ゴベアの上から決勝点となるフックショットをねじ込んだ。
過去3試合連続で40得点以上をマークしていたジャマール・マレーは、あまりショットのリズムが安定せず、41分の出場でFG21本中7本成功から17得点を記録。ゲリー・ハリスもオフェンス面では振るわなかったものの、ドノバン・ミッチェルのマークマンとして守備面で素晴らしい仕事をした。
ボックススコア:「NBA」