OKC新人のジョシュ・ギディーが史上2人目、無得点でダブルダブル達成
これを“快挙”と呼ぶべきかどうか…。2021年ドラフト全体6位指名でオクラホマシティ・サンダーに入団した新人のジョシュ・ギディーが、極めてレアなダブルダブルを達成した。
ギディーは現地12月26日に行われたニューオリンズ・ペリカンズ戦とのホームゲームで、FG8本オールミスから0得点、10アシスト、10リバウンドをマーク。”スコアレスでのダブルダブル”を記録したのは、1971年のノーム・ヴァン・ライアーに次いでこの日のギディーがNBA史上2人目だという。
今季のギディーは30試合で10.8得点、7.1リバウンド、6.1アシストを平均。アシストで今季新人1位、リバウンドで4位、得点で8位の数字をあげており、ダブルダブルの達成数ではキャブスのエバン・モーブリー(7回)に次ぐ新人2位(6回)だ。
オーストラリア出身のギディーは、203cmの長身でピック&ロールを指揮しつつ、トランジションでフルコートパスも放てるオフェンスのオールラウンダー。今年10月に19歳になったばかりで、もし来年2月末までにトリプルダブルを達成できれば、NBA史上最年少記録の樹立となる(現在のトリプルダブル最年少記録はラメロ・ボールの19歳140日)。
▼次世代のポイントフォワード
ルーキーとは思えない万能な活躍を見せる一方で、シューティングではFG39%、スリー25%、FT65%と苦戦しているギディー。今後ジャンプショットを習得できるなら、そのポテンシャルは計り知れない。
同日のサンダーはギディーの他、シェイ・ギルジアス・アレクサンダーが31得点、アーロン・ウィギンスが24得点で活躍。117-112で勝利し、ペリカンズの連勝を4で終わらせた。
ボックススコア:「NBA」