OKCサンダーが26点差から大逆転、レイカーズを破りシーズン初白星ゲット
オクラホマシティ・サンダーが奇跡的な大逆転劇で今季初白星を獲得だ。
サンダーは現地27日、本拠地ペイコム・センターでロサンゼルス・レイカーズと対戦。前半の26点ビハインドからカムバックし、123-115でレイカーズを破る番狂わせを演じた。
第1Qを41-19でアウトスコアされ、試合序盤から完全に主導権を奪われたこの日のサンダー。格上相手に第2Q残り3分で44-70の26点差という絶望的な状況だったが、それでも戦意を失うことなく反撃を続け、後半に入ってから一気に試合をひっくり返す。
第3Qはサンダーエースのシェイ・ギルジアス・アレクサンダーがピリオド17得点でチームを牽引し、41-23でレイカーズをアウトスコア。逆転に成功すると、第4Qは大部分でリードを維持して勝利を手にした。
▼SGA
シーズン5戦目でついに1勝目を獲得したサンダーは、ギルジアス・アレクサンダーが27得点、9リバウンドをマーク。特に第3Q残り3分からピリオド終了までに14連続得点をあげるテイクオーバーが凄まじい。
SGAの他には、ダリアス・ベイズリーが20得点、新人のジョシュ・ギディが18得点/10アシストのダブルダブルで勝利に貢献。今月に19歳になったばかりのギディは、レブロン・ジェームズに次ぐ史上2番目の若さで二桁アシストを記録した選手となった。
ウェストブルックは退場処分に
レブロン・ジェームズが2試合連続で欠場したレイカーズ(2勝3敗)は、アンソニー・デイビスがゲームハイ30得点で奮闘。ESPNによると、レイカーズが25点以上のリードから逆転負けを喫したのは、プレイオフを含め過去25シーズンで今回が初めてだという(230勝1敗)。
ラッセル・ウェストブルックは20得点/14リバウンド/13アシストでレイカーズ移籍後初のトリプルダブルを達成するも、その一方で10ターンオーバーを記録(不名誉なクアドルプルダブル)。第4Q残り1.5秒には2つ目のテクニカルファウルをコールされて退場処分となった。
NBAでは、すでに勝敗の決した試合のラストポゼッションで、勝っているチームが無駄に得点すべきではないという暗黙のルールがある。ウェストブルックは駄目押しのダンクを決めたダリアス・ベイズリーに激怒したことで、テクニカルファウルをコールされた。
ボックススコア:「NBA」