パティ・ミルズがネッツの球団新記録、ベンチ出場で9本のスリーを沈める
今オフに10シーズン過ごしたサンアントニオを離れブルックリン・ネッツへと移籍したパティ・ミルズが、シューティングの面でキャリアベストなシーズンを送っている。
今季のミルズは、3ポイントショット成功率でリーグ2位かつ自己最多の48.1%を平均中(1位はヨナス・バランチュナスで57.7%!)。現地14日に行われたオクラホマシティ・サンダー戦では、12本中9本のスリー成功から29得点をマークする爆発的なシューティングパフォーマンスを見せた。
1試合で9本のスリー成功は、ミルズにとってキャリアハイ。ネッツのベンチ選手としては球団最多記録となる。
第2Qには、ラマーカス・オルドリッジのドリブル・ハンドオフからミルズが2本のスリーに成功。スパーズ時代にはよく見られたプレイだ。
このDHOアクションを合計年俸860万ドル(ミルズが600万ドルで、オルドリッジが260万ドル)で使いたい放題とか、ネッツはかなり恵まれている。
▼元スパーズコネクション
KDとハーデンの古巣凱旋
この日の試合は、ケビン・デュラントにとって2018年4月以来3年半ぶりとなるOKCへの古巣凱旋。これまでと同じく、ゲームを通して客席からブーイングが鳴り響いていたが、デュラントは罵声をまったく意に介さないプレイでゲーム最多の33得点をマークした。
なおデュラントとジェイムス・ハーデンがチームメイトとしてオクラホマシティのフロアに立ったのは、2人がサンダーに在籍していた2012年以来で初。試合前のイントロでは、ハーデンもブーイングに巻き込まれていた。
ネッツは同日の試合でサンダーの連勝を4で終わらせ、今季成績をイースト2位の10勝4敗に更新している。
ボックススコア:「NBA」