【アンケート】D.スターン・コミッショナーに対する米国民評価、シアトルとオクラホマで真逆の結果に
2月1日、30年間に渡りNBAのコミッショナーを務めたデビッド・スターン氏が正式に退任した。
スターン氏は1984年の就任後、当時不人気だったNBAの改革に力を注ぎ、収益/チーム数拡大やグローバル化など様々な面でリーグ発展に貢献してきた。マイケル・ジョーダンやマジック・ジョンソン、コービー・ブライアントらと並び、今あるNBAの人気を堅固なものにした立役者の一人といっても過言ではない。
そんな敏腕コミッショナーの引退に際して、アメリカのスポーツ番組「SportsNation」がスターン氏の評価をAからFの5段階で米国民に問うアンケート調査を行った。投票総数は約10万件。その結果を50州別に表したグラフがこちら…:
ほとんどすべての州の平均が「B」評価なのに対して、唯一オクラホマ州が最高評価の「A」、シアトルのあるワシントン州が最低評価の「F」を下している。
この奇妙な投票結果から推測できることはただ一つ。ワシントン州の人たちは、2008年にサンダー(元スーパーソニックス)がシアトルからオクラホマに移転したことを相当根に持っているようだ。反対にオクラホマ民はスターン氏に感謝感激。
あまりにも露骨すぎるが、移転後のサンダーの大躍進をみれば両州の気持ちが痛いほどよくわかる。
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