スパーズのポポビッチHC、ニックスに敗北したチームに喝 「惨めな試合。恥じるべき」
現地17日、サンアントニオ・スパーズはニューヨーク・ニックス戦で第3Qの12点リードからオーバータイムに逆転負けを喫した。
正念場でのフリースロー失敗や3ポイントシューターへのファウルなど攻守両面でミスを連発し、同点を狙ったOT最後のポゼッションではターンオーバー。スパーズらしくないというよりも、今季スパーズに度々見られるフラストレーションたっぷりの負け方だ。
試合後、スパーズのグレッグ・ポポビッチHCは少しお怒りの様子でインタビューに対応。「惨めな試合だった」とファンの気持ちを代弁するかのようなコメントを残した。
「我々はゲームをリスペクトしていなかったし、対戦相手をリスペクトしていなかった。惨めなパフォーマンスだ。チームの全員が恥じていることを願う」
– グレッグ・ポポビッチ
監督が怒るのはもっとも。ESPNによると、シーズン60試合を過ぎた時点で勝率2割以下のチームが前年王者に勝利した例は、今回のニックスが初めてだという。
この怒りは一晩寝ても治まらなかった様子。ポポビッチHCは翌18日に行われたミルウォーキー・バックス戦の試合前インタビューでも、「全員嫌い」とチームに向けて厳しい言葉を放った。
「私は彼らのことが嫌いだ。それは彼ら自身も理解している。全身全霊で大嫌いだ。1番から15番まで全員だ」
– グレッグ・ポポビッチ
これらの発言を受けて身が引き締まったのか。バックス戦に臨んだスパーズは後半の大部分で二桁台のリードを保ったまま、バック・トゥ・バックのアウェイ戦で快勝を収めることに成功した。
▼ティアゴ・スプリッターのユーロステップ!
(via TimDuncanTheAlmighty)
▼これぞスパーズのボールムーブメント
(via TimDuncanTheAlmighty)
バックス戦では、ティム・ダンカンが19得点、7アシスト、3ブロックを記録。カワイ・レナードは14得点と4スティールを獲得した。
参考記事:「ESPN」