TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
ラジョン・ロンド レイカーズ
2018 7 5

どうしてラジョン・ロンド?

ラジョン・ロンド, レイカーズ 0

新たなキングを迎え入れたレイカーズの元に、なにやら個性的なベテランたちが集いつつある。

ESPNによると、ポイントガードのラジョン・ロンドが現地2日、レブロン・ジェイムスをFAで獲得したロサンゼルス・レイカーズとの契約に合意。契約内容は1年/900万ドルだという。

レイカーズは、ロンドとの契約が報じられる1時間ほど前にジュリアス・ランドルへのクオリファイング・オファーを取り下げ、キャップスペースに空きを作ったばかりだった。それによりランドルは無制限のFAとなり、それから間もなくペリカンズとの契約合意が伝えられた。

If you're Luke Walton, who're you starting? pic.twitter.com/Faq9aGeNZi

— ESPN (@espn) July 3, 2018

昨季のロンドは、65試合で8.3得点、8.2アシストを平均。ポストシーズンでは例年のようにギアを上げて平均10.3得点、12.2アシスト、3P成功率42%を記録し、ペリカンズの第1ラウンド突破に大貢献した。ウォリアーズとのウェスト準決勝第3戦では、21アシストでペリカンズのプレイオフ球団新記録を樹立している。

▼プレイオフ・ロンド

正直なところ、レイカーズがどんなチームを目指しているのかよくわからなくなってきた。

レイカーズはFA初日にレブロン争奪戦でジャックポットを引き当て、翌日にはケンテイビアス・コールドウェル・ポープと再契約、さらにジャベール・マギーをベテランミニマムで獲得。ここまでは良かった。

たが、そこからランス・スティーブンソンと契約を結び、そして今回のロンド獲得。ランスもロンドも年俸分の働きは十分にできる選手で、昨季もそれぞれのチームで奮闘したのは確かだ。2人ともレブロンと何度も激しいバトルを繰り広げ、世界一のプレイヤーからリスペクトを勝ち取った選手ではあるが、どちらも外のシュートやオフボールプレイが頼りなく、何よりもボールを必要とするタイプなので、レブロンとの相性が良いとは言い難い。

レブロンの能力を最大限に発揮できるラインアップは、レブロンをPGに置いて優秀なシューターで囲む布陣であり、それは抜群の破壊力を誇った1~3年前のキャブスで証明済みだ。だが今のレイカーズは、そこから反対方向に進んでしまっているようにも見える。

もともとレイカーズにはロングレンジが得意な選手が少なく、このままでは来季ロスターでリーグ平均以上でスリーを決められる選手がジョシュ・ハート、KCP、カイル・クーズマの3人のみとなってしまう(ブルック・ロペスとチャニング・フライは去就が不明)。

ランス・スティーブンソンに関しては、契約金も安く(1年/450万ドル)、レブロンとプレイタイムがあまり被らなさそうなのでいいとしても、なんでロンド?ロンゾ・ボールがいるのに?ESPNのRamona Shelburne記者によると、レイカーズはロンドと契約を結ぶ際に、「先発PGの役割はふさわしい方に与える」と告げたという。ロンゾ・ボールのトレード放出を見越した上でのロンド獲得かとも思ったが、そういうわけではないらしい。

パスセンスやプレイメイク力ではまだラジョン・ロンドが上回っているが、その他の要素(特にディフェンス)ではすでにロンゾ・ボールが勝っている印象。レブロンとの相性の面で見ても、ボールを素早く手放せるロンゾ・ボールの方が上手くフィットしそうだ。ただ、先発のスポットを巡って切磋琢磨させて、ロンゾ・ボールの尻を叩くのは、将来的にチームにとってプラスになるとは思う。

なおレイカーズは昨夏にもロンドを獲得しようとしていたので、もしかするとマジック・ジョンソンがロンドをすごく気に入っているのかもしれない。あるいは、レブロンがこれまでよりもオフボールでのプレイを増やしたいと考えていて、優秀なプレイメイカーの加入を望んだ可能性もある。

いずれにせよ、ジュリアス・ランドルの制限付きFA権利を手放してまで、ロンドを獲得すべきだったのかというのが最大の疑問だ。

参考記事:「ESPN」

アーロン・ゴードンがマジックと再契約合意 ドワイト・ハワードがウィザーズ移籍か

Related Posts

2022-23開幕戦 ウォリアーズ

ブログ

NBA2022-23開幕、王者ウォリアーズが20年目突入のレブロン下し白星スタート

デニス・シュルーダー 2022

ブログ

レイカーズがデニス・シュルーダーを1年ミニマム契約で獲得

パトリック・ビバリー レイカーズ

ブログ

プレイオフ復帰目指すレイカーズ、THTトレード放出でベテランガードのビバリー獲得

レイカーズ 2021-22

ブログ

ロサンゼルス・レイカーズがレギュラーシーズン敗退、レブロンのチームで過去最低成績

特集

  • アキーム・オラジュワン 「ビッグマンは滅びない」

    アキーム・オラジュワン 「ビッグマンは滅びない」

    2017年10月10日
  • ESPN:2021-22シーズンNBAのプレイヤーランキングTop21

    ESPN:2021-22シーズンNBAのプレイヤーランキングTop21

    2021年9月27日
  • ビンス・カーターの引退とNBAのリアクション

    ビンス・カーターの引退とNBAのリアクション

    2020年6月27日
  • ベスト・オブ・2016-17: キャブスのハイポストプレイ

    ベスト・オブ・2016-17: キャブスのハイポストプレイ

    2017年7月27日
  • ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    2021年10月1日
  • ステフィン・カリーがプレイオフ含むキャリア3P成功数で歴代首位に浮上

    ステフィン・カリーがプレイオフ含むキャリア3P成功数で歴代首位に浮上

    2021年11月15日
  • ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス

    ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス

    2017年10月14日
  • ドレイモンド・グリーンの万能さが良くわかる守備ポゼッション

    ドレイモンド・グリーンの万能さが良くわかる守備ポゼッション

    2017年5月14日
  • ポール・ピアース 当時のセルティックスとレイ・アレンの関係を語る

    ポール・ピアース 当時のセルティックスとレイ・アレンの関係を語る

    2015年4月18日

NEW

  • クリス・ポール ウォリアーズウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • デイミアン・リラード トレード 2023デイミアン・リラード、もしトレードされるなら「マイアミかブルックリンがいい」
  • スパーズ 1位指名スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • ヨキッチ 53得点センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 動物 NBA2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
  • ジミー・バトラー 56得点ジミー・バトラーが自己ベスト56得点、ヒートのプレイオフ球団新記録を樹立
  • マルコム・ブログドン シックスマンセルティックスのマルコム・ブログドンが2022-23シックスマン賞受賞
  • ドレイモンド・グリーン 出場停止 2023サボニス踏みつけたドレイモンド・グリーン、1試合の出場停止処分へ
  • ウルブズ ヒート 2023ウルブズとヒートが8位シードで2023プレイオフ進出へ
  • マブス 敗退スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ

ポピュラー

  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
  • 【ハイライト】アレン・アイバーソンがタロン・ルーを跨ぐ、2001年ファイナル
    【ハイライト】アレン・アイバーソンがタロン・ルーを跨ぐ、2001年ファイナル
  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • ニックスとマジックが1クォーターにおけるNBA歴代最低得点を記録
    ニックスとマジックが1クォーターにおけるNBA歴代最低得点を記録
  • ポール・ジョージ、ピストンズ戦で超ディープなスリーポイントに成功
    ポール・ジョージ、ピストンズ戦で超ディープなスリーポイントに成功
  • 【動画】ラン&ガンの完成形!!00年代サンズのオフェンス
    【動画】ラン&ガンの完成形!!00年代サンズのオフェンス
  • クリス・ポールがウィザーズ戦でダンク2発!!クリッパーズベンチは爆発
    クリス・ポールがウィザーズ戦でダンク2発!!クリッパーズベンチは爆発
  • 2017ルーキーアンケート:現役選手の1番人気はレブロン
    2017ルーキーアンケート:現役選手の1番人気はレブロン
  • ケビン・ガーネットがティム・ダンカンとの「トラッシュトーク」を語る
    ケビン・ガーネットがティム・ダンカンとの「トラッシュトーク」を語る
  • 「アイバーソン永久欠番」に対するNBA選手たちの反応
    「アイバーソン永久欠番」に対するNBA選手たちの反応

ランダム

  • レブロン 57得点レブロンがキャブス球団最多記録タイの57得点
  • レブロン プレイオフ通算アシストついにストックトン超え、レブロンがプレイオフ通算アシストで歴代2位浮上
  • ジマー・フレデッテ ロケッツジマー・フレデッテがロケッツとのプレシーズンゲームで41得点
  • ウェスト8位争い 2020サンズの6連勝でウェスト8位争いが超激化、4チームが1ゲーム差以内に
  • ロケッツ ラプターズマクレモアがキャリア最多のスリー8本、ロケッツが敵地で昨季王者に勝利

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2025
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes