レジー・ジャクソンがピストンズとの契約バイアウトに合意、クリッパーズ移籍へ
ロサンゼルス・クリッパーズの選手層がさらに厚くなる見込みだ。
デトロイト・ピストンズは現地18日、ベテランガードのレジー・ジャクソンとの契約バイアウトに合意したことを正式に発表。これによりジャクソンは、ウェイバー期間終了後に制限無しFAとなる。
ジャクソンは今季バイアウトマーケットで目玉選手の一人。多くのプレイオフチームが関心を示すはずだったが、ESPNのAdrian Wojnarowski記者によると、すでにクリッパーズとの契約に合意しているようだ。
今季のジャクソンは開幕直後から腰の怪我に苦しみ、シーズンの大部分を欠場。14試合の出場で14.9得点、5.1アシストを平均している。ジャクソンはポール・ジョージと親友で、以前から同じチームでプレイすることを望んでいたという。
▼シーズンハイは2週間前の28得点
ジャクソンは健康状態さえ維持できればとても優秀なポイントガードだ。これでクリッパーズは、オンボールで得点力の高い選手を多数抱えることとなったわけだが(レナード、ジョージ、ウィリアムズ、モリス)、NBAご意見番のケンドリック・パーキンスは、クリッパーズのジャクソン獲得を間違いだと見ている様子。
「クリッパーズにレジー・ジャクソンは必要ない。これだけスコアリングを集めてしまうと、ケミストリーに問題が生じる可能性がある。ボールは1つしかないんだ!」
– ケンドリック・パーキンス
パーキンスの主張も一理あるかもしれないが、ジャクソンをレイカーズに取らせなかっただけでもクリッパーズにとって収穫だと言えるだろう。
一方でピストンズは、2週間前にも大黒柱のアンドレ・ドラモンドをトレード放出したばかり。4年前に将来のコアになると期待されていた選手たち(ジャクソン、アンドレ・ドラモンド、トバイアス・ハリス、マーカス・モリス、KCP)が誰一人いなくなってしまった。
参考記事:「NBA」