マジック新人のエルフリッド・ペイトンが2試合連続でトリプルダブル
オーランド・マジックの新人PG、エルフリッド・ペイトンが、現地20日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦で2試合連続となるトリプルダブルを達成した。
マジックの選手が連続でトリプルダブルを記録するのは球団史上初。ルーキーとしては1997年4月のアントワン・ウォーカー(ボストン・セルティックス)以来の快挙となる。
▼ペイトン、ブレイザーズ戦ハイライト
この日のペイトンは37分の出場で22得点、10リバウンド、10アシストをマーク。得点の9割がペイントエリア内でのショットで、フィールドゴール13本中10本を沈める素晴らしいスコアリングパフォーマンスをみせた。さらに4スティールを記録しており、ターンオーバーはたったの1つしか出していない。
▼エルフリッド・ペイトン、20日ブレイザーズ戦ショットチャート
試合はマジックの6点ビハインドで迎えた第4Qに、ペイトンや同じくルーキーのアーロン・ゴードンらが大奮闘。マジックは36-23でブレイザーズをアウトスコアし、逆転勝利を収めた。
今シーズンのペイトンは平均8.7得点(ルーキー7位)、6.2アシスト(ルーキー1位)、4.1リバウンド、1.6スティール(ルーキー2位)を記録。特に3月に入ってからの11試合では、13.3得点、8.1アシスト、5.6リバウンド、1.9スティールと大きく数字を上げている。18日のマブス戦でもラジョン・ロンドと互角に渡り合ってトリプルダブルをマークし、そのポテンシャルの高さを見せつけた。
▼ロンド vs. ペイトン
ルーキー・オブ・ザ・イヤーには届かないかもしれないが、将来がすごく楽しみな若手ガードの1人だ。
Image by jrg1975/Flickr
ボックススコア:「NBA/Stats」