ルディ・ゴベアがホームアリーナ従業員と新型コロナ感染者支援で50万ドルを寄付
自分が苦しい時に他人を思いやれる人って本当に凄いと思う。
ユタ・ジャズのルディ・ゴベアが現地14日、新型コロナウィルスの影響で苦しむ人たちを支援するために50万ドルを寄付することを発表。NBAシーズン中断により仕事がなくなるホームアリーナのパートタイム従業員や、ウイルス感染者とその家族をサポートするためだという。
50万ドルの寄付金の内訳は、ビビント・スマートホーム・アリーナの従業員支援に20万ドル、ユタおよびオクラホマシティの感染者支援にそれぞれ10万ドル、そして母国フランスのヘルスケア支援に10万ユーロ。自身もコロナウイルス感染者であるゴベアは、大口の寄付について次のようにコメントしている。
「新型コロナウイルス感染者を支援するために、世界中で、特に私のコミュニティであるユタやフランスで休むことなく尽力しくれている人たちには頭が下がる思いです。それから私をケアしてくれたオクラホマ州、そしてもちろんユタ・ジャズのファミリーにも感謝しています」
「多くの人間が様々な形で影響を受けています。今回の寄付は微々たるものかもしれませんが、これは私の感謝の気持ち、影響を受けた人たちをサポートしたい気持ちを表したものです。そしてこれは、ポジティブな変化を生み出すための数あるステップの一つであり、同時に新型コロナウイルスについて皆と一緒に学んでいきたいと思います」
ゴベアは3月11日にコロナウイルスの予備検査で陽性反応が出て、NBAで初めて感染が確認された選手となった。
NBAではゴベアの他にも、ヤニス・アデトクンボやザイオン・ウィリアムソン、ケビン・ラブ、ブレイク・グリフィンらが、対コロナウイルス支援のための寄付を表明。バラク・オバマ元アメリカ大統領は、「困難な時期に良き手本となってくれた」とTwitterでNBAスターたちのジェスチャーを称賛した。
参考記事:「NBA」