八村塁がサマーリーグデビュー戦で14得点
2019NBAサマーリーグ2日目となった現地7月6日、ドラフトでワシントン・ウィザーズから全体9位指名を受けた八村塁がついにプロのフロアに立った。
八村は同日に行われたワシントン・ウィザーズ対ニューオリンズ・ペリカンズ戦に先発出場。アリウープダンクやチェイスダウンブロックなど、サマーリーグデビュー戦からアスレチックなプレイを披露した。
▼八村のSLデビュー戦
第2Q中盤に見せたブロックショットでの着地には肝を冷やしたよ…。
この日の八村は、ジャンプショットに精彩を欠いていたものの(FG16本中6本)、ピック&ロールや左サイドでのアイソレーションから果敢にリムを攻め、34分の出場で14得点をマーク。
1点差で迎えた第4Q残り1分のクラッチタイムにスクリーン&ロールから左手でレイアップをねじ込んだ他、残り時間2秒に勝利を確実にするディフェンスリバウンドをもぎ取るなど、ウィザーズの初戦白星に大貢献した。
またディフェンスでもリバウンドやリム守備、ウィークサイドからのヘルプで活躍し、5リバウンドと2ブロックを記録。ショットクロック終盤でガード選手にペリメーターでスイッチした際にもいい仕事をする場面があった。
決して完璧ではなかったが、新人選手の初戦としてはすごく冷静にプレイができていたと思う。ターンオーバーやエアボールなどミスを出した後も動揺することなく、すぐに守備に戻っていた。それはオフェンスでファインプレイを決めた時も同じ。第3Q中盤にアリウープを叩き込んだ際も派手なセレブレーションをせずすぐに守備に走った。
この試合の後半にゲストとして実況席に入ったウィザーズのスコット・ブルックスHCは、八村について「彼のバスケットボールに対する情熱は素晴らしい。とても高いバスケットボールIQを持ち、チームをよく理解している」と称賛した。
ボックススコア:「ESPN」