キングスが『2017ドラフトをやり直してみた』記事に苦言「試合を見てないのがバレバレ」
「もしあの年のドラフト会議をやり直せるなら」という米大手スポーツメディア『Bleacher Report』の企画が、NBA界隈のSNSで物議を醸している。
現地14日には、Bleacher Reportから2017年版の“ドラフトやり直し”記事が公開。順位は以下の通りだ:
▼Bleacher Reportの2017年ドラフトやり直し
実際の順位 | やり直し順位 | |
---|---|---|
1 | マーケル・フルツ | ジェイソン・テイタム |
2 | ロンゾ・ボール | ドノバン・ミッチェル |
3 | ジェイソン・テイタム | バム・アデバヨ |
4 | ジョシュ・ジャクソン | ロンゾ・ボール |
5 | ディアロン・フォックス | ジョン・コリンズ |
6 | ジョナサン・アイザック | ディアロン・フォックス |
7 | ラウリ・マルカネン | ジャレット・アレン |
8 | フランク・ニリキーナ | OG・アヌビス |
9 | デニス・スミスJr. | ジョナサン・アイザック |
10 | ザック・コリンズ | デリック・ホワイト |
11 | マリック・モンク | ラウリ・マルカネン |
12 | ルーク・ケナード | モンテ・モリス |
13 | ドノバン・ミッチェル | カイル・クーズマ |
14 | バム・アデバヨ | ルーク・ケナード |
2017年ドラフトを今やり直すなら、デビュー4年以内でオールスターに輝いたジェイソン・テイタム(3位)とドノバン・ミッチェル(13位)、バム・アデバヨ(14位)の3人がトップ3に選ばれるのは確実だろう。
ただ問題はその後。『Bleacher Report』はロンゾ・ボールとジョン・コリンズの2選手を、ディアロン・フォックスよりも高く評価している。
このランク付けに対し、サクラメント・キングスの公式Twitterは「君たちが試合を見ていないのは言うまでもなく明らか」とダイレクトに苦言を呈した。
2020-21シーズンのフォックスは、58試合でリーグ15位の25.2得点、9位の7.2アシストを平均。Bleacher Reportがフォックスを同じポジションのロンゾ・ボールよりも下とした理由が分からない。個人的に2017年ドラフトをやり直すなら、1位2位のテイタムとミッチェルに次いで、フォックスはアデバヨと並んで3~4位になると思う。
なおBleacher Reportは同日、2018年版の“ドラフトやり直し”も公開。ルカ・ドンチッチ、トレイ・ヤング、マイケル・ポーターJr.、デアンドレ・エイトン、シェイ・ギルジアス・アレクサンダーの順番でトップ5をランク付けしている。
2018年ドラフトに関しては、全体2位指名でドンチッチを選ばなかったキングスに発言権はない。
Twitter:「Sacramento Kings」