サーシャ・ブヤチッチがニックスと契約
現地7月31日、元ロサンゼルス・レイカーズのシューター、サーシャ・ブヤチッチがニューヨーク・ニックスとの契約に合意した。RealGMが伝えている。
報道によると、契約内容は1年/135万ドルのベテランミニマムになる様子。ブヤチッチがNBAの球団と契約を結ぶのは、2014年2月以来となる。
2004年ドラフトで全体27位指名を受け、20歳でNBAデビューしたブヤチッチは、キャリア最初の6シーズンにレイカーズのバックアップウィングとして活躍し、チームのリーグ2連覇に貢献。2010年ファイナル第7戦には、2点リードで迎えた第4Q残り11秒でフリースローラインに立ち、決勝点となるフリースローを2本とも沈めた。
ブヤチッチは2010年にブルックリン・ネッツへとトレード放出され、その翌シーズンにユーロリーグへと移籍。2013-14シーズンにロサンゼルス・クリッパーズと10日間契約を結ぶも、わずか2試合に出場したのみで契約延長を得られず、昨季は再び海外でプレーした。
そのシュート力の高さからレイカーズ時代に「ザ・マシン」と呼ばれたブヤチッチは、キャリア平均でスリーポイント成功率37%を記録している。
▼コービー相手でも物怖じしない強いハート
しばらくNBAを離れていたブヤチッチがどれだけ活躍できるかは不明だが、シューターの補強を必要としていたニックスにとってマイナスにはならないはず。ブヤチッチはまだ31歳だ。ヘッドコーチのデレック・フィッシャーと元チームメイトであり、フィル・ジャクソンの指揮下でトライアングルオフェンスをプレーした経験もある。
Image by bridgetds/Flickr
参考記事:「Real GM」