デローザンのクラッチショットでスパーズが再びOTの接戦に勝利
今季のサンアントニオ・スパーズは、シーズン序盤から心臓に悪い試合が多すぎる。
スパーズは現地29日、本拠地AT&Tセンターで同州ライバルチームのダラス・マーベリックスと対決。オーバータイムに及ぶ大接戦の末、デマー・デローザンが勝負所で再びステップアップし、113-108で勝負を制した。
34得点/9アシストをマークしたこの日のデローザンは、延長戦終盤に3本のフィールドゴールを決めて試合をテイクオーバー。スパーズの3点リードで迎えた残り10秒には、シグネチャームーブのステップバック・ジャンパーからとどめの一撃を沈めた。
今季成績を4勝2敗としたスパーズは、デローザンの他、ルディ・ゲイが15得点/11リバウンド/6スティールとオールラウンドに活躍。ラマーカス・オルドリッジは20得点を獲得したものの、FGが17本中6本とシューティングに苦戦していた。
昨季のスパーズなら、オフェンス面では完全にオルドリッジのワンマンチームで、オルドリッジがリズムを掴めない試合ではほぼ敗北確定だったが、今季はデローザンが得点面での負担をサポートし、オルドリッジは調子が悪くても守備など他の分野で勝利に貢献できるようになっている。
ドンチッチが30点ゲーム
敗れたマブスは、新人のルカ・ドンチッチがキャリアハイの31得点、8リバウンド、4アシストで大奮闘。前半はスロースタートでターンオーバーも多かったが、後半に入ってからは一気にエンジンがかかり、マブスのカムバックを牽引した。
今季ルーキーが30点ゲームを達成したのは、ホークスのトレイ・ヤングに次いで、ドンチッチが2人目となる。
ボックススコア:「NBA」