スパーズがロケッツの連勝記録を10でストップ
サンアントニオ・スパーズが現地20日、トヨタセンターで行われたヒューストン・ロケッツ戦で、第4Q終盤の13点ビハインドから試合をひっくり返し、102-100で勝利。12月に入ってから無敗だったロケッツの連勝記録を10で終わらせた。
▼ジノビリのドライブ&キックからミルズが逆転決勝スリー
序盤からターンオーバーやディフェンスリバウンドの確保に苦しみ、第4Q残り4分30秒で13点ビハインドの大ピンチに陥ったスパーズだが、そこからスリーとスティールを連発して猛反撃を展開。16-4のランで一気に1点差まで詰め寄ると、タイムアウト明けの残り時間12秒にパティ・ミルズのスリーで逆転に成功し、そのまま逃げ切った。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
SAS | 26 | 26 | 19 | 31 | 102 |
HOU | 24 | 21 | 33 | 22 | 100 |
この日は、両チームとも“らしくない”試合内容だった。1試合の平均スリー成功数で今季リーグ1位のロケッツは、まったく外からのショットを決められず、38本中32本のスリーに失敗(成功率15.8%)。対するスパーズはインサイドの守備が悪く、ロケッツに50ペイントエリア得点、20オフェンスリバウンドを許すと同時に、オフェンスでもケアレスなミスが多く、合計で19ターンオーバーを記録した。
スパーズは、ラマーカス・オルドリッジが17得点/10リバウンド、パウ・ガソルが10得点/10リバウンドでそれぞれダブルダブルを獲得。カワイ・レナードは21得点、5リバウンド、4アシスト、5スティールとオールラウンドなパフォーマンスを見せる一方で、キャリア最多となる7ターンオーバーをマークしている。
ロケッツは、ジェイムス・ハーデンが31得点、10リバウンド、7アシストをあげた。
ボックススコア:「NBA」