スパーズが21点差からOKCに大逆転勝利
サンアントニオ・スパーズが現地31日、チェサピーク・エナジー・アリーナで行われたオクラホマシティー・サンダーで終盤の接戦を制し、100-95で勝利。シーズン残り7試合で3位のヒューストン・ロケッツに7.5ゲーム差をつけ、ウェスト2位以上を確定させた。
この日のスパーズは、22点リードをひっくり返されて敗れた2日前のウォリアーズ戦を引きずるかのように立ち上がりが悪く、ティップオフから3-14のスコアで圧倒され、開始6分で早くも11点ビハインド。第2Q序盤に一時2ゴール差まで巻き返すも流れは変わらず、再びサンダーに主導権を握られ、第3Q中盤で21点差を奪われる。
敵地ということもあり、このまま惨敗に終わるかと思われたが、スパーズはマヌ・ジノビリのプレイメイクを中心にオフェンスのリズムをつかむと、37-16のランで怒涛の猛反撃を展開し、第4Q残り4分30秒にパティ・ミルズのスリーでついに同点。
そこから試合は1ゴール差を争う大接戦となり、残り時間20秒にラマーカス・オルドリッジのダンクでスパーズが逆転。続くポゼッションでオルドリッジがラッセル・ウェストブルックのレイアップをブロックすると、カワイ・レナードが速攻でカウント・ワンスローのレイアップをねじ込み、スパーズの勝利を決めた。
スパーズは、レナードがチームハイの28得点、8リバウンド、3スティールを記録。パウ・ガソルが17得点、ミルズが10得点、ジノビリが8得点/8アシストとセカンドユニットがステップアップし、ベンチ得点では47-21でサンダーを上回った。
サンダーは、ウェストブルックが32得点、15リバウンド、12アシストで今季39回目のトリプルダブルを獲得している(オスカー・ロバートソンのシーズン最多記録まであと2つ)。
ボックススコア:「NBA」