カワイ・レナードが戦線復帰もスパーズ敗北
昨季ウェスタンカンファレンス・ファイナルでの負傷離脱から7カ月、サンアントニオ・スパーズのフランチャイズスターがついにラインアップに戻ってきた。
現地12日のダラス・マーベリックス戦でシーズンデビューを果たしたレナードは、第1Q~第3Qそれぞれのピリオドで最初の約5分間をプレイし、合計で16分出場。第1Qに3本中3本のショットを決める好スタートを切ると、第2Q以降はあまりショットが決まらなくなるが、ピック&ロールでのドライブからレイアップをねじ込んだり、長いウィングスパンを活かしてオフェンスリバウンドを取ったりと、レナードらしいプレイも光り、13得点、6リバウンド、1スティール、1ブロックをマークした。
まだやや動きが硬く、ターンアラウンド・ジャンパーを簡単にブロックされたり、ハリソン・バーンズに簡単にドリブルで抜かれたりと、攻守で何度かブランクの影響が見られたものの、長期離脱の後の復帰戦としてはまずまずの出来だったといえるレナード。その一方で、この日のスパーズは、ルディ・ゲイ以外の選手たちが試合を通してショットのリズムをつかめず、95-89でマブスに敗北。第3Qには12-0のランで7点リードを奪取し、そのまま試合のペースを握るかとも思われたが、第4Q開始からマブスに8連続得点を許して逆転されると、そこからは最後まで2~3ゴール差でトレイルする形となった。
勝利したマブス(8勝20敗)は、ハリソン・バーンズがチームハイの17得点、ヨギ・フェレルとJJ.バレア、ウェスリー・マシューズがそれぞれ16得点をマーク。スパーズ(19勝9敗)はレナードの他、ラマーカス・オルドリッジが23得点/13リバウンド、ルディ・ゲイが21得点を獲得したが、二桁得点に達したのは3選手のみに終わった。
ボックススコア:「NBA」