レイカーズ本拠地のステイプルズセンター、12月25日から「Crypto.com Arena」に改称へ
1999年の開場から20年以上にわたってロサンゼルス・レイカーズとロサンゼルス・クリッパーズの本拠地となっているステイプルズ・センター(STAPLES Center)が、今年のクリスマスに名称が変わることが決定。ステイプルズ・センターの公式Twitterアカウントが現地16日に発表した。
発表によると、ステイプルズ・センターは2021年12月25日から「Crypto.com Arena」(クリプト・ドットコム・アリーナ)に改称。仮想通貨関連のサービスを提供する『Crypto.com』(クリプトドットコム)が新たにアリーナの命名権を取得したという。
現地メディアによると、Crypto.comは20年/約7億ドルの契約でアリーナの命名権を購入。スポーツアリーナの命名権としては過去最高額だという。
もともとは米オフィス用品企業の『STAPLES』(ステイプルズ)が、1999年に10年/1億ドルで命名権を取得。その後2009年に無期限で契約を延長したが、2019年にアリーナ所有者の『アンシュッツ・エンターテイメント・グループ』が命名権を買い戻していた。
ステイプルズ・センターは、コービー・ブライアントの81得点をはじめ数々の伝説が生まれた世界で最も有名なスポーツアリーナの一つ。新しいクリプト・ドットコム・アリーナの名前に慣れるには少し時間がかかりそうだ(「.com」の部分がいらなくない?)。
NBAファンとしては、せめてコービーの銅像が完成するまでは“ステイプルズセンター”でいて欲しかった。
なおクリッパーズは、LAのイングリウッドに建設される『インテュイット・ドーム(Intuit Dome)』に2024-25シーズンから本拠地を移転する予定だ。
参考記事:「Staples Center」