ステフィン・カリーがプレイオフ含むキャリア3P成功数で歴代首位に浮上
ステフィン・カリーがまた“歴代最高のシューター”としての地位を盤石にする新たな大記録を打ち立てた。
カリーは現地11月12日、チェイス・センターで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ対シカゴ・ブルズの試合で、9本のスリー成功からゲーム最多の40得点をマーク。プレイオフを含めたキャリア通算3P成功数でレイ・アレンを追い抜き、NBA歴代1位となった。
▼通算スリー記録の歴代トップ5
プレイヤー | RS | PO | 合計 |
---|---|---|---|
ステフィン・カリー | 2896本 | 470本 | 3366本 |
レイ・アレン | 2973本 | 385本 | 3358本 |
レジー・ミラー | 2560本 | 320本 | 2880本 |
ジェイムス・ハーデン | 2486本 | 341本 | 2827本 |
カイル・コーバー | 2450本 | 254本 | 2704本 |
カリーの40点ゲームにより、ウォリアーズは119-93でブルズに圧勝。連勝を7に伸ばし、シーズン11勝1敗とした。
カリーのスリー記録
ウィルト・チェンバレンの得点記録(1961-62の平均50.4得点や100点ゲーム)やジョン・ストックトンのアシスト記録(1989-90の平均14.5本や通算1万5806アシスト)と同様、いくつかのカリーのスリー記録も半永久的に塗り替えられないであろう神話レベルに達しようとしている。
まず、カリーが1試合で9本以上の3ポイントショットを成功させたのは、今回がキャリア通算36回目。これはリーグ史上ダントツ首位の数字で、2位はジェイムス・ハーデンとデイミアン・リラードの9回となっている。そもそも1試合でスリーを9本以上決めたことのある選手は、歴代でたった25人しかいない。
▼スリー9本以上の試合数
また今季カリーは、平均スリー成功数でキャリア最多の5.3本を平均中。自身が2015-16に樹立したシーズン通算スリー記録(402本)を上回るペースだ。
なお1シーズンに5本以上の3P成功を平均した選手は、歴代でカリーただ1人。カリーは4シーズンでこれを達成している。
▼シーズン平均スリー5本を達成した歴代選手
▼キャリア平均スリー成功数でも歴代でカリーが群を抜いている
カリーはプレイオフの通算スリー成功数ですでに歴代1位。レギュラーシーズン記録でも、首位のレイ・アレンまであと77本に迫っている。
▼カリーのプレイオフ3P集
ボックススコア:「NBA」