テイタムとリラードが2022-23シーズン開幕週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク選出
NBAは現地10月24日、2022-23シーズン第1週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク(週間最優秀選手)を発表。ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムとポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードが、それぞれのカンファレンスで選出された。
今季でキャリア6年目となるテイタムは、10月18日から23日の間に出場した開幕週の3試合で34.7得点、8.3リバウンド、3.0アシストを平均。22日のオーランド・マジック戦で40得点をマークするなど活躍し、セルティックスを週間3勝0敗に導いた。
これまでのテイタムはスロースターターで、シーズン中盤から終盤にかけて調子をあげてくる傾向にあったが、昨季のファイナル進出を経て、今季は1週目からトップギア。今回でキャリア通算9回目のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞となり、24歳にしてすでにセルティックス史上3位の選出数を誇る(ポール・ピアースの17回とラリー・バードの15回に次ぐ)。
▼マジック戦
キャリア14回目の選出(球団史上最多)となったリラードは、先週の3試合で34.0得点、5.3リバウンド、4.3アシストを平均し、ブレイザーズを開幕3連勝に牽引。開幕戦こそFG18本中5本成功の20得点と不発気味だったが、続く2試合でそれぞれ41得点をマークと大爆発した。
なお開幕週を無敗で乗り切ったテイタムとリラードだが、セルティックスは24日に行われたシカゴ・ブルズ戦に敗北してシーズン初黒星。一方のブレイザーズは、同日の試合でデンバー・ナゲッツに圧勝し、今季成績をリーグ首位の4勝0敗としている。
▼ナゲッツ戦ハイライト
2022-23シーズン第1週はテイタムとリラードの他、今オフにキャブスに移籍したドノバン・ミッチェルが3試合で33.3得点/7.0アシスト、バックスのヤニス・アデトクンボが2試合で32.5得点/12.5リバウンドのダブルダブルを平均。
ウェスタンカンファレンスでは、グリズリーズのジャ・モラントが34.3得点、マブスのルカ・ドンチッチが33.5得点/8.0リバウンド/8.0アシスト、サンズのデビン・ブッカーが32.0得点を平均と、若手スターたちが躍動した。
▼2022-23開幕週ハイライト
参考記事:「NBA」